旅先で出逢ふ旨きもの
旅の食は善き思ひ出の精髄を蘇らする味のスイッチ
まるでドイツかオランダあたりの絵はがきみたいだが、小樽の運河と倉庫の写真である。小樽の街には初めて来たが、観光開発がとても上手に進んでいるように思える。
ただ、観光開発が進むとちょっと荒れてしまうところもある。昨日の夜に食べた海鮮丼なんかがその例で、二千何百円を払って食べたものが、東京の普通のスーパーで買うのとちょぼちょぼ程度のものだったりする。これではちょっと差し障りがある。
今朝、ホテルのビュッフェ形式の朝食で食べた海鮮素材の方が、ずっとおいしかった。この朝食は千五百円である。観光地はいろいろな意味で油断がならない。
いずれにしても、全体的にはとてもいい街という印象がある。また訪れたい街だ。今夜は本当においしい寿司を食べたしね。ああ、おいしかった。やっぱり本物を食べると幸せになれる。
おいしいものというのは、すべての良き思い出が精髄となって蘇るスイッチだ。
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