真白き鷺
泥に住む魚を漁りてその泥にまみれず鷺は真白くも飛ぶ
今日も鷺ネタ。この写真は、十倍の望遠一杯に撮った写真をトリミングしたものだ。最近はコンパクト・デジカメとはいえ千三百万画素という解像度なので、トリミングしてもあまり大雑把な印象にならなくて済む。
鷺というのは、スズメやムクドリに比べるとずいぶん大きな鳥なのだが、よく見ると体のつくりがとても繊細だ。首と胴の太さが、それほど変わらないぐらいスリムである。
野生で泥の中で餌をあさったりするのに、どうしてこんなにも真っ白な羽根を維持できるのだろう。私の故郷に来る白鳥なんか、よくみると泥だらけなのに。
これは鷺の長い脚のおかげなのだろうか。地面から胴体を遠ざけていられるので、泥にまみれずに済むのかもしれない。
(写真をクリックすると、拡大表示されます)
| 固定リンク
« 白鷺と蒼鷺の相似形 | トップページ | 夏の夕暮れ »
コメント