多様性といふこと
少しずつ異なるものの隣り合ひ微笑み交はす星でありたし
朝、出かける時の空は、ご覧のように何となく秋みたいな空だった。「立秋だもんね」 なんて思っていたのだが、それが甘かった。
今日の仕事は東京の三多摩地区だったのだが、着いてみるとものすごい暑さである。頭がくらくらするほどだ。ところが、昼過ぎから少しずつ雲が増えてきて、直射日光が和らげられ、なんとか生きていられるような心地がした。
そして、四時過ぎからはなんとなく雲行きが怪しくなり、あれよあれよという間に空は真っ暗。時々部屋の照明がすぅっと暗くなり、何事かと思うと、ゴロゴロと雷が鳴り出す。
「ありゃ、夕立かよ」 と思っていると、それどころではない。ただでさえ夕暮れの大雨を夕立というのだが、あれはそれ以上である。スコールだ。温帯の気候ではない。
環境において自然の多様性が損なわれると、天候が極端に振れるのだそうだ。多様性があればそれがバッファになり、多少の変動要因は吸収してしまうのだが、それができなくなってしまっているのではないかと、危惧されるという。
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