地下鉄に戸惑ひゐたる頃
轟音の暗く冷たき地下鉄に戸惑ひゐたる十八の我
私のもう一つのブログ、"Today's Crack" に、iPhone の使い心地の良さについて書いたが、写真だけは専用のデジカメに負ける。相当の差で負ける。
しかし、この和歌ログは写真ブログではなくて和歌ブログだから、写真はそれなりでいいんじゃないかという気がして、今日は iPhone で撮影した写真をアップしてみた。東京の地下鉄構内の写真である。
まあ、確かに 「それなり」 の写真である。そんなにひどいわけでもないが、表現力という点では 「それがどうした?」 程度の出来でしかない。まあ、これからちょっとだけ続けてみて、やっぱりどうしようもなく不満だったら、やっぱりデジカメを毎日持ち歩くことにしよう。
それにしても、十八歳で東京に出てきた頃は、地下鉄に乗ると、閉所恐怖までもいかないが何とはなしに圧迫感を感じていた。「詩人の白石かずこは一時、地下鉄の中で詩を書いていたらしいけど、俺は苦手」 と言っていたものである。
今はすっかり慣れてしまって、何とも感じないのが、少しさみしい気がする。
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