銀座の夕暮れに思ふこと
一生を洗いざらしの飾りなき服着て歩く者でありたし
今日は雨という予報だったが、実際にはほんの小糠雨が降った程度で、ほとんど曇り空だった。日が射さないから涼しいが、湿度があるので、ちょっと早足で歩くと少しだけだが汗ばんだりする。
銀座の会議室で行われた会議が、夕刻まで長引いた。外に出ると、ヘッドライトを灯している車もある。
いつも思うのだが、銀座を歩く人たちって、ドライクリーニング代のかかりそうな服装が多い。私は洗濯機に放り込めばいい服しか着たくないという、無精な人間なである。ばりっとした高級ウーステッド仕立てのスーツなんか着ると、堅苦しくてしかたがない。
一生洗いざらしの服で過ごせる人生にしたいものだと思う。
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