稲刈りが始まる
幾たびも実らせし稲を幾たびも刈りて平成二十一年の田よ
台風が日本の東海岸をかずめるように通る影響とやらで、朝から晴れているかと思えば少しだけ小雨模様になったり、またまた晴れたり曇ったりと、忙しい天気である。
つくば周辺は稲刈りが始まった。ちなみに、この 「稲刈り」 という言葉は、私の生まれた庄内では 「いなかり」 と言う。実際には訛って 「いながり」 になるのだが。
で、私はずっと 「いなかり」 と思っていたのだが、これで変換しようとしても、どうしても 「稲刈り」 にならない。おかしいなあとずっと思っていて、「いねかり」 でないと変換されないと知ったのは、四十歳を過ぎた頃だったと思う。
そんなわけで、私の中では、今でも 「いなかり」 の方がしっくり来る。
つくば周辺の稲刈りの済んだ田には、籾殻が積まれていたりする。これに火がつくと、辺りに香ばしい煙が漂う。
(写真をクリックすると、拡大表示されます)
| 固定リンク
コメント
まったくその通りです、私がいなかり、と言っていたらパートナーがいねかりが正しく、いなかりは間違いだと言われたことがあるのだけど、現実にいなかりと言っているのだから、間違いと言われてもね〜っとかわしておきました。知らないって怖いですよね。たまたまこの記事を見つけたのでコメしました。
ちなみに私は酒田出身で、在京してますが、富山の山中の友人で農家がおりまして、収穫のてつだいによく行きますが、彼はいなかりと言っています笑
投稿: さびさび | 2024年9月17日 07時36分
さびさび さん:
コメント、ありがとうございます。
やっぱり庄内人には「いながり」ですよね (^o^)
投稿: tak | 2024年9月22日 21時27分