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2009年9月10日

沈み残れる宵月

明けぬれば思ひがけなき高みにぞ残りて白き秋の宵月


Wakalog_090910 先月の二十三日に 「眉月はやがて沈むらむこの夏の夜の更けゆくを見届けもせず」 と詠んだ。

宵の口のうちに西の空に出た三日月 (眉月) は、本当に日が暮れて真っ暗になる頃には、地平線の下に沈んでしまうのである。そして、月の見えない夜になり、明け方にまた東の空に出てきたりする。

今日は旧暦だと七月二十二日。十五夜の満月からだんだん欠けてきて、半月に近づく頃だ。この頃の月を 「宵月」 というらしい。この宵月が、今朝は西の空に沈み残って、うっすらと白く見えていた。

朝に見えるのに宵月とはこれ如何に? と言いたくなるような光景である。月の見え方というのは、時々意表をついてくるから油断がならない。

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