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2009年10月 6日

野分を待つ木槿

野分より伸び来る雲の黒くして白き木槿の影を染めたり


Wl091006 ムクゲというのは、本当に長く咲き続けるものである。今年の和歌日記を遡ってみたら、六月二十九日に 「裏の空き地のムクゲはいつ咲くのかと思っていたら、もう咲いていた」 とある。

こう書いてあるということは、その何日か前から咲いていたのに気付かないでいたということだろう。もう十月だから、三ヶ月半ぐらいは咲き続けている。

毎年十月下旬までは咲いているから、少なくとも四ヶ月ぐらいは咲き続ける花である。そしてこのあたりで最後の名残の花を咲かせる頃に、酒田の父から 「山茶花が咲き始めた」 という電話が入ったりする。

ということは、ムクゲと山茶花に、皐月をプラスして庭に植えれば、ほとんど一年中花が絶えないということになるだろうと思ったりする。

今日はまた低く立ちこめた黒雲ばかりの目立つ日だ。台風が通り過ぎてくれないと、爽やかな秋晴れは見られないようだ。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

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