山の端の柿色
出羽の秋どの山の端も点描のごと柿色に彩られをり
この和歌ログでは、極力当日の写真を使うようにしているのだけれど、年に二度か三度は、前日や前々日の写真を使うことがある。今日のは昨日の写真だ。
昨日、昼頃に酒田を発ってつくばに帰ってきた。なるべく早く着きたいので、昼食はコンビニでおにぎりを買い、運転しながら食べてしまおうと思っていたのだが、途中にセブンイレブンがない。
私の妻は、おにぎりを買うならセブンイレブンという信仰に近いまでの思いこみがあって、途中で他のコンビニがあっても、「次のセブンイレブンで買いましょ」 と言う。そうこうしているうちに、午後の二時を過ぎてしまい、国道十三号線を上山まできてしまった。
そうなると、道をちょっとはずれたところに、原口そばやがある。山形の田舎そばの雄である。「原口そばを食うために、セブンイレブンがなかったんだ」 と勝手に解釈して、二年ぶりぐらいに立ち寄ることにした。
今回の帰郷は、アルケッチャーノと原口そばやに寄れたので、胃袋的には大満足である。で、この写真は原口そばやの駐車場近くの、柿の木である。山形は今、どこに行っても懐かしい柿色に彩られている。
Foot of every mountain in Dewa country is colored
By persimmons in the way of pointillism
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