刈田の白鳥
庄内の刈田に群れて白鳥は落ち穂を拾ふこの秋もまた
酒田の最上川河口に、今年も多くの白鳥がやってきた。河口の 「スワンパーク」 は、鳥インフルエンザ対策のために、立ち入り禁止になっている。
しかし白鳥たちは、日中は落ち穂を拾って食べるために、庄内の田んぼに出張するので、スワンパークだけを立ち入り禁止にしても、あまり意味はないように思えるがなあ。
というわけで、庄内の刈田は白鳥たちの天国になる。写真の白く見えるのは、みな白鳥だ。知らない人が遠くから見ると、刈田にレジ袋が散在しているのだと思ってしまうらしい。近寄ってみるとそれがすべて白鳥なので、驚いてしまう。まさか、田んぼに白鳥の群れがいるとは思わないから。
まあ、庄内というところは不思議なところである。
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