見下ろせば晩秋の宵に光るビルの隙間を埋むる仕舞た屋の屋根
昨日よりさらに暖かくなった。超小春日和である。体が一度寒さに慣れてしまったので、ことさらに暖かく感じる。
日が暮れてもちっとも寒さを感じない。下町のビルの階段から、都会の晩秋の夕暮れが見渡せる。
それほどの高層建築ではないビルの隙間に、年代物の仕舞た屋の屋根が埋もれている。ずいぶん様相が変わったように感じられる都会だが、こうしてみると、変わらない隙間もある。その隙間が目立たないから、一見様変わりしたように見えるだけだ。
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