悲しき秋雨
悲しきは己が作りし鏡面を己が滴でかき乱す雨
今日は十一月十一日。一並びの日である。日が照らないので肌寒い日になると言われていた割には、それほど冷え込んだ気がしない。湿気がある分、少し動くと汗ばむほどだ。
朝方の調子で降り続いたら大変なことになると思っていたが、昼前からかなり小降りになって、帰りの足に響くこともなく一安心である。
私は水溜まりに映った空を見るのが好きだ。空の深さが二倍になったような気がする。しかし今朝のように大粒の雨が激しく降っていると、せっかくの水溜まりがが波紋だらけになって、きれいに映り込まない。
明日になればきれいな像を結ぶだろうか。
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