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2009年12月13日

古徳沼のオオハクチョウ

冬の日のはや傾けば白鳥の首の影細く湖面に立ちぬ


Wl091213 私の故郷、酒田の最上川河口には、毎年一万羽近くの白鳥が飛来するが、茨城にも白鳥の来る沼があるというので行ってみた。古徳沼というところである。水戸の少し北、那珂市というところにある。

飛来するのは大体百五十羽ぐらいというので、一万羽のわが故郷とは比較にならないが、こじんまりとした沼の白鳥というのも、なかなかいいものである。

白鳥の飛来地というのはどこでもそんな感じだが、実は白鳥の何倍もの鴨がいる。そして観光客が白鳥にあげたつもりの餌を、鴨がかなり横取りしている。

冬の日の傾くのは早く、白鳥の長く伸びた首がすぐにシルエットになる。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

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