白鷺の冬の朝日に染まらねどさざ波に落とす影ぞほの赤き
近頃少し雨が多かったせいか、裏の川の水量が、冬にしては少し増え気味である。白鷺がやってきて餌になる魚を探しているが、脚のかなり上の方まで水に浸かっている。
よくまあ冷たくないものだと、感心してしまう。人間があんなに長時間川の水に浸っていたら、脚の感覚がなくなってしまう。
朝日の照る角度が、かなり斜めになっていて、それだけに赤味のある光になっている。白鷺の姿は白いままだが、水に映った像が妙に赤っぽい。
さざ波が常に揺れ動いて、朝日を照り返している。心地よい目眩を感じながら、この写真を撮った。
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