降り、解けかけ、凍り、改めて解くる雪
夜明け前に凍みつきゐたる細雪今改めて朝日にぞ解くる
予報では昨夜、夜中前に雨が止んで、曇りになるはずだったのだが、夜中過ぎに雪になったようだ。朝、車にうっすらと雪が積もっていた。
土手にも少し消え残っている。霜ではなく明らかに雪だ。いずれにしても、こんなに曇った夜に霜は降りない。
朝には晴れているはずだったのだが、実際に晴れたのは昼近くになってから。晴れてみると、日溜まりは暖かいほどになった。日本海側は暴風雪だそうだが、関東は冬といってもこの程度のものだ。
つくばの里に引っ越してきた昭和五十七年とその翌年は、関東でもまともに大雪になったものだが、あれ以来、あんなことは経験したことがない。この写真の程度の雪で驚くようになってしまった。
よく見ると、降った時点ではみぞれに近いほどの解けかかった雪だったのだろう。それが夜明け前の冷気で凍ってしまったようで、半分氷のような、ガリガリの雪である。
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