競輪のなき日の競輪場のただ静かなる偉容のメインスタンド
取手駅西口を出て、国道六号線を渡り、狭い坂道を右手に折れると、彼方に取手競輪場のメインスタンドの偉容が見えてくる。
競輪の開催日は歓声やどよめきが聞こえるが、そうでない日は単に大きなスタンドが建っているというだけのことだ。どこか他の競輪場でやっているレースの車券を売っているらしく、買いに来る人は結構いるようなのだが、静かなものだ。
冬の青空の下、この日ばかりはほとんど無駄に大きな建物として、ただ静かに佇んでいた。
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