小寒に葉擦れの音を響かせて散り残りたる都心の銀杏
久しぶりで神田の岩本町辺りを歩いた。舗道のイチョウが、まだ散らずに残っている。しかも、木によっては散り残っているという風情どころではなく、たっぷりと葉が付いている。
昨年は、年明けにはほとんど散ってしまっていたのに、十二月が妙に暖かかったから、散らずに済んでしまったのだろうか。それにしても、年末からずっと寒さが続いているのに、散らずに済んでいるというのは、やはり都心は暖かいのだろうなあ。
写真だけみると、秋の景色のようだが、間違いなく本日撮影したものである。ああ、季節感が狂ってしまう。
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