寒さ戻る
前線といふ名の空気の境目に雨は冷たくもしつとりと降る
昨日、都心では実は二十度を超える暖かさだったらしい。それが今日は十度以上下がって、普通の冬の日になってしまった。
五時を過ぎたあたりから雨まで降り出して、秋葉原の街はしっとりと濡れて光り始めた。道行く人の半分は傘を差し、半分はコートだけで濡れている。こんなに早く雨が降り出すとは思わなかったのだろう。
しばらくは冬の寒さが続くらしい。ヨーロッパと北米の東側の寒波がニュースになっているが、本来ならその同じ寒気が日本付近にも南下してきていいはずなのだという。しかしこの冬は一方で、エルニーニョという暖冬要因もあるので、寒波と暖冬要因がせめぎ合っているらしい。
道理で、寒くなったり暖かくなったり、腰の定まらない冬になっているわけだ。
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