吊り雛
地球とふまろき芥子粒の真中なる重心に天降る吊り雛
取手というところは、吊り雛の盛んなところらしい。我が庄内の 「傘福」 ほど壮大ではないけれど、それなりに手の込んだしあがりの吊り雛が、駅の東西をつなぐ通路のギャラリーに展示されている。
吊り雛といい、傘福といい、真っ直ぐに吊り下がる様がなかなか美しい。どこに飾られても、これらは皆、地球の重心に向かっているのだ。
吊り雛をモチーフにしてしまった以上、まだまだ寒いけれど、今日からは 「春の歌」 ということにさせてもらおう。
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