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2010年2月17日

吊り雛

地球とふまろき芥子粒の真中なる重心に天降る吊り雛


Wl100217

取手というところは、吊り雛の盛んなところらしい。我が庄内の 「傘福」 ほど壮大ではないけれど、それなりに手の込んだしあがりの吊り雛が、駅の東西をつなぐ通路のギャラリーに展示されている。

吊り雛といい、傘福といい、真っ直ぐに吊り下がる様がなかなか美しい。どこに飾られても、これらは皆、地球の重心に向かっているのだ。

吊り雛をモチーフにしてしまった以上、まだまだ寒いけれど、今日からは 「春の歌」 ということにさせてもらおう。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

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