都市の冬の夕暮れ
摂氏五度の空気の中にそそり立つ都市は直線のみで暮れゆく
今朝も寒かった。家を出るときには傘のいらないほどの冷たい小糠雨。そして、小貝川を越えたらその小糠雨が小雪に変わった。やはり傘のいらないくらいの小雪。
ところが、その中を傘を差して自転車を突っ走らせている OL 風がいて、車と接触しかかっていた。危ないなあ。
歩いている人だって傘を差していない人の方が多いのに、せっかくセットした髪を濡らしたくない執念のようだ。ヘアスタイルのためなら、命も惜しくないということね。
昼前には雪は止んで、あとはずっと曇り。帰りに上野駅から丸井の建物を見上げると、気温が五度と表示されていた。寒いことは寒いが、凍えるほどではないというところ。
それにしても、都市の光景というのは直線が多いんだなあ。
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