寒色の街の灯
風吹けば彼岸過ぎたる街の灯もみな寒色に光りゐるなり
今日も、天気は悪くなかったが風は冷たかった。暖かくなるのは明日まで待たなければいけないみたいである。
日がとっぷりと暮れてから、取手駅に戻った。今日はちょっとした気まぐれで、いつもの西口ではなく東口に降りて、遠回りしてみた。
西口は、ビルでいえば三階の高さのペデストリアンデッキに出るが、東口は地上に出る。目の前に普段の街の灯がともっている。
冷たい夜風が吹いている。西口は 「吹きすぎる」 という感じだが、東口は 「吹き下ろしてくる」 というイメージだ。立ち位置の高さというのは、案外大切な要素である。
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