築山を眺むればそこに我ありて稜線を歩む者でありたり
泊まったホテルが五条烏丸だったので、朝イチで東本願寺にお参りを済ませ、それから JR 奈良線で東福寺に行った。知人が、「東福寺はいい、是非行け」 と進めるので、従ったのである。
確かに素晴らしかった。一日いたくなってしまったが、そんなわけにもいかないので、雪舟寺も含めて一時間ちょっとで逃げ出してきた。
写真の方丈南園の、五山を表すという築山を見ていると、小さな自分がその稜線を歩いているような気がしてくるから不思議だ。
それから三十三間堂。ここも実は初めてだ。京都は何度も来ているのに、この辺りはエアポケットになっていた。さらに、下鴨神社、知恩寺、京都御所と歩きに歩き、六時半頃の新幹線に飛び乗った。
今回の関西旅行は、長谷川等伯展も含めて充実していたなあ。
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