この夏は如何なる夏になるらむと土手の薄紅葵を眺む
今日の関東は夏日。予報ではせいぜい二十五~二十六度ぐらいだというのだが、近頃涼しい日が続いたうえに、日差しが強いので、日向ではかなり暑く感じる。
出がけに裏の土手に登ってみたら、マロウがきれいに咲いていた。ウスベニアオイ (薄紅葵) とも言う。夏になるとかなり長期間咲き続けるので、目にうれしい花だ。先日の町内一斉草刈りで、刈らずに残しておいてよかった。
この辺のマロウは、ほとんどうちの庭から種が飛んで増えたのだと思う。あまりそこら中に増えたので、うちの庭ではことさらに育てなくなった。マロウとともに、夏は始まる。今年の夏はどんな夏だろう。
ふと思ったのだが、子供の頃から、「今年の夏はどんな夏になるだろう」 と思うときは、「ちゃんと楽しめるような夏になるだろうか」 という思いで、一方 「今年の冬はどんな冬になるだろう」 というのは、「ちゃんと乗り切れるだろうか」 というような気持ちになっている。
人間、夏は楽しみたい季節のようなのだ。
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