« 何事も思はざる目で夕焼けを眺むればただ夕焼け赤し | トップページ | 電気街のアスファルトには濃き影の刻まれてをり日は傾けど »

2010年7月20日

天空に遠き九夜月眺むれば耳の傍にぞ蚊の羽音する


Wl100720

本当に暑い。命からがら電車に乗って、取手駅にたどり着いた。

駅から駐車場に辿る道から見上げると、まだ暮れていない空に半月より少しだけふくらんだ月が出ている。九夜月というらしい。

半月に近い月は、暗くなりかけると突然のように空の一番高い辺りに現れる。遠い月を見ていると、耳のそばで蚊の羽音が聞こえたので、あわてて急ぎ足になった。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

|

« 何事も思はざる目で夕焼けを眺むればただ夕焼け赤し | トップページ | 電気街のアスファルトには濃き影の刻まれてをり日は傾けど »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 天空に遠き九夜月眺むれば耳の傍にぞ蚊の羽音する:

« 何事も思はざる目で夕焼けを眺むればただ夕焼け赤し | トップページ | 電気街のアスファルトには濃き影の刻まれてをり日は傾けど »