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2010年7月13日

雨よりも熱き雫を両目より流し頷きくれし吾妹子


Wl100713

Twitter で私がフォローしている中では一番年が若いんじゃあるまいかと思うのだが、釘 (@kugi_niji) さんという女性がいる。

彼女が今日の夕方、「梅雨に枝垂れる 眼が濡れる 頭の先から藤の雨」 という短詩を tweet していたのにインスパイアされて、「ぬしと見上げる藤棚越しの雨ぢや涙のはずがない」 という都々逸を返したら、結構喜んでくれた。

相聞歌の極端に少ない私だが、時にはこのぐらいの艶っぽい都々逸を作るのである。

で、今日はいっそのことこれで行こうかと、一瞬思ってしまったが、やっぱり三十一文字のサイトに都々逸では具合が悪いので、少しアレンジしてみた。

ま、なんというか、妻に 「一緒に暮らそう」 と言った時のことを思い出して詠んでみたわけである。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

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