昨日の暑さとはうって変わった肌寒さである。前線一本を境に、空気というのはこんなに変わってしまうものかと驚く。
裏の川も秋の様相になった。水量が減って、向こう側の川底が現れている。現れているのは、川幅を広げたときに掘った部分で、元は土手だったところだ。
その水と川底の境目に、一羽の白鷺がずっとたたずんでいる。秋の白鷺は寂しい。急に秋になったので、その寂しさが際だつ。
「細れ波」 は 「さざれなみ」 と読む。「立つ」 にかかる枕詞だが、たまたま実際の光景とぴったり重なった。
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