熱き風吹き抜くる先なきままの停車場に射す名月の影
いやはや、昨日も暑さがぶり返していたが、今日のはかなりのものだった。中秋の名月だというのに、都心の昼は三十二度まで気温が上がったらしい。一度涼しくなって体が油断していたので、真夏並みに暑く感じた。
いや、「真夏並みに」 と言っても、正真正銘、いつもの年なの真夏の気温なのだが、今年の真夏は、あんなだったからなあ。
それにしても、あの記録的な猛暑と言われた平成十六年八月の和歌日記を読み返しても、今年の夏ほど暑い暑いとは嘆いていない。それどころか、下旬には 「涼しくなった」 なんて、何度も書いてある。これを見ても、今年の夏は異様な暑さだったとわかる。
写真は日暮れての上野駅。まだまだ蒸し暑さが残っている状態。帰宅したときは、外は涼しい風に変わっていたが、家の中はむしむしのまま。外壁が暖まっているから、なかなか涼しくならない。
とはいえ、夜明け頃はかなり涼しくなっているはずなので、体がびっくりしないように気を付けよう。
(写真をクリックすると、拡大表示されます)
| 固定リンク
コメント