台風一過。雨は思ったほど激しくは降らず、日付の変わる頃にはかなり小降りになった。夜明け頃、最低気温が二十度ぐらいに下がったようで、寒さで目が覚めたほどだ。
別の言い方をすれば、二十度ごときで寒く感じてしまうほど、今年の夏の暑さに体が順応してしまったということで、それを思うとなんだか少し切ない。
朝、家の前の道は風でなぎ落とされた小枝や木の葉に混じり、まだ青い柿の実が散乱している。柿の実を見ると、暑い暑いと言っている間にも季節は進んでいたのだなあと思う。
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