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2010年12月18日

何物もまとふことなき冬の木の小枝の先の浴びる光よ

Bathing the sunshine / Winter trees are naked / To the point of twigs


Wl101218

冬の木である。西に傾いた日を浴びて、木の肌が輝いている。

この木はドングリのなる木なのだが、今年はドングリが落ちてこない。夏の異常な暑さのせいだという。こんなだから、山にもドングリがならずに、熊が里まで下りてくる。

とはいえ、葉を落として何一つ身にまとわぬ木の潔さは、なかなかのものである。気持ちのいい光景である。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

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