« 何物もまとふことなき冬の木の小枝の先の浴びる光よ | トップページ | この年もせむと思ひし半分もせぬうちにこそ押し詰まりけれ »

2010年12月19日

靴底を通し伝はる微かにも霜柱の土に還る感触

Frost ice needles / Faintly go back to the earth / Under the winter sole


Wl101219

今日の明け方も寒かった。地面には霜柱が立っていて、日が昇ってからかなりの時間が経っても、まだ解け残っている。

最低気温はマイナス一度ぐらいと伝えられているが、地面付近はもっと下がっているのだろう。地面の中の水分がバリバリと地面を割り、氷となってせり上がってくるのだから、考えてみるとなかなかのものである。

こんな霜柱をみると、つい踏みつけて歩いてみたくなる。靴底の下で、ジョリリと崩れる感触が愛おしい。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

|

« 何物もまとふことなき冬の木の小枝の先の浴びる光よ | トップページ | この年もせむと思ひし半分もせぬうちにこそ押し詰まりけれ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 靴底を通し伝はる微かにも霜柱の土に還る感触:

« 何物もまとふことなき冬の木の小枝の先の浴びる光よ | トップページ | この年もせむと思ひし半分もせぬうちにこそ押し詰まりけれ »