クリスマスイブに一匹残されて黒猫は小さくにゃあと鳴きけり
A black cat mewed / Left alone / In the Christmas Eve
今日はクリスマスイブ。子どもたちが小さかった頃は、クリスマスケーキで祝ったものだが、大きくなってしまうと、それぞれが友達同士でパーティをしているようで、我が家はひっそりとしたものである。
ひっそりしたといえば、二十日に年上の方の白猫が死んでしまったので、一匹取り残された年下の黒猫はずっときょとんとしている。この猫にとっては、仲間の猫がいない初めてのイブである。
白猫は気位が高かったので、黒猫が近づくとフーッと牙をむいて威嚇していたものだ。その威嚇してくれる仲間がいなくなったのは、黒猫にとっては拍子抜けしてしまうような状況であるらしい。
というわけで、今年は拍子抜けするクリスマスイブである。
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