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2011年1月17日

午後五時を過ぎたる街に残りゐるほの明るさの奥を望みき

I looked into the twilight / In the town after five o'clock / To find a sign of spring


Wl110117

少しは日が長くなって、夕方の五時を過ぎてもまだ少し明るい。日の出の方もようやく峠を越して、これから少しずつ夜明けが早くなる。

寒さの方はまだまだ続き、これから大寒になるが、寒さの底はもうすぐだという気がしてきた。

今年は杉花粉が大量に飛ぶらしい。既に杉林の色が変わってきていて、いつ花粉が飛び始めてもいいような具合だ。敏感な人はもう鼻水を流し始めている。

日が長くなると、気分的に少しは明るくなる。寒さに震えながら 「春はまだか」 と言っているうちに、いつの間にか春はくるはずだ。

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