筑波嶺の蒼天を背に際だちて野に生ゆる草見ることもなし
Mt. Tsukuba stands out / In the winter blue heaven / Without a grass on the ground
今日は春の七草ということなのだが、ものすごく寒い一日だった。最高気温は六~七度だというのだが、風が強いので、朝のうちの体感温度は確実に氷点下だったと思う。
そもそも、春の七草というのは、旧暦の一月七日の行事なのだから、新暦で行うには無理がある (促成栽培で無理を無理でなくしているようだが)。実際には昨日小寒に入ったばかりで、半月後に大寒が来るというのに、「春の七草」 もないものである。
今年の旧暦一月七日は、新暦だと二月九日になる。これなら、まだまだ寒いことは寒いだろうが、立春過ぎだからちゃんとサマになる。
同様に、年賀状に 「新春のお慶びを云々」 とか 「迎春」 とか書くのも、新暦の年賀状にはそぐわないと私は思っている。あれは本来、旧正月の決まり文句だ。(旧正月なら、大体立春過ぎなので)
風が強いので、苅田の向こうに筑波山がくっきりと見えた。(クリックで拡大するとよくわかるはず)
(写真をクリックすると、拡大表示されます)
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