素裸の欅の枝の間隙に白く凍えて浮かぶ宵月
A half moon freezes white / Between the branches / Of naked zelkova
今日もまた、ずいぶんに寒い一日だった。とくに今日は仕事で水戸方面に行っていたので、いつもの都心やつくば周辺よりも輪を掛けて寒かった。
印象としての気温は、都心より三度、つくば周辺より二度ぐらい低い。とにかく底冷えのする寒さである。
午後四時を過ぎると、空に宵月が浮かんだ。月齢でいえば、十か十一ぐらい。ちょっとだけ膨らんだ月である。その中途半端な月が、葉を落として見事に裸になった欅の上に、寒々と浮かんでいる。
今は小寒で、これから大寒が来るのだから、寒さが続くことは覚悟の上で生きなければならない。
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