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2011年1月20日

寒き夜の草むらに身を潜ませて黒猫は人の帰るを待ちゐき

Black cat was waiting for me / In the yard grass / To keep out tonight's chill


Wl110120

今日は妻と外で夕食をとって帰ってきたら、玄関の前で我が家の黒猫がニャアニャア鳴いている。閉め出されて入れなくなり、誰か帰ってくるのを待っていたようだ。

この寒さの中で、何とか暖を取ろうとして草むらの中に潜り込んでいたらしく、頭から肩にかけて小さな草の実をびっしりと付けている。こんなに寒くても、草の実はまだ落ち尽くしていないようだ。

家の中に入るとさっそく寝室のベッドの上に飛び乗り、ごろりと横になって体を撫でてくれるのを待っている。

我が家は犬一匹に猫二匹を飼っていたのだが、犬が死に、猫が死んで、残るはこの黒猫一匹だけになってしまった。一匹だけだとさすがに寂しいようで、異常なほどの甘えんぼ猫になってしまっている。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

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