寒き夜の草むらに身を潜ませて黒猫は人の帰るを待ちゐき
Black cat was waiting for me / In the yard grass / To keep out tonight's chill
今日は妻と外で夕食をとって帰ってきたら、玄関の前で我が家の黒猫がニャアニャア鳴いている。閉め出されて入れなくなり、誰か帰ってくるのを待っていたようだ。
この寒さの中で、何とか暖を取ろうとして草むらの中に潜り込んでいたらしく、頭から肩にかけて小さな草の実をびっしりと付けている。こんなに寒くても、草の実はまだ落ち尽くしていないようだ。
家の中に入るとさっそく寝室のベッドの上に飛び乗り、ごろりと横になって体を撫でてくれるのを待っている。
我が家は犬一匹に猫二匹を飼っていたのだが、犬が死に、猫が死んで、残るはこの黒猫一匹だけになってしまった。一匹だけだとさすがに寂しいようで、異常なほどの甘えんぼ猫になってしまっている。
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