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2011年1月31日

生きてあらば母も手づから作るらむ八十路の色の御殿の鞠を

If mother were alive / She would make goten.mari / With matured color threads


Wl110131

取手駅の西口と東口を結ぶ通路のギャラリーで今、介護施設の老人の作品が展示されている。書道や絵手紙の他に、御殿鞠 (ごてんまり) も飾られている。

死んだ母も一時、御殿鞠作りを趣味にしていて、大きな鞠をいくつも作っていた。ほとんどは人にあげてしまい、我が家にはあまり残っていないが、この展示を見て母のことを思い出してしまった。

作者の名前と年齢も紹介してあり、ほとんどが七十代後半から八十代だ。母も生きていれば八十二歳だから、ほぼ同じ年代である。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

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