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2011年2月28日

淡雪は降り吹く風は冷たくも春と信ぜよ二月末日

Despite the snow and cold wind / Please believe it's spring / On the last day of February


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朝から冷たい雨が降っていると思ったら、昼頃にはちょっとみぞれ気味になり、夕方には雪になった。ちょっとびっくりだ。

写真は新宿駅の様子。ホームの端が雨に濡れて光っているのがわかるだろう。この頃には、もうみぞれになっていた。

そしてネットの天気予報をみると、夕方あたりが一番気温が低くて、あとは夜明けまでずっと変わらない。わけのわからない天気である。

そして、二月は今日で終わり。明日はもう三月である。驚いてしまうなあ。

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2011年2月27日

我が庭の梅の蕾の膨れたるに気づきし朝の日差しのどけし

Mild sunshine / In the morning / I found my ume buds swollen


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我が家の庭の梅の蕾が膨らみ始めた。隣の家の庭では既に咲き始めているが、我が家の梅は遅咲きである。三月中旬ぐらいになってようやく咲くようになる。だから、毎年呑気に待つのである。

今日は朝からいい天気で、梅の蕾も日に照らされて気持ちがよさそうだ。ところが、午後から曇って、夜中には雨が降り始めるという。今の季節は、本当に油断がならない。

とはいえ、梅の蕾が膨らむ季節になると、ほっとする。冬が過ぎて春を迎えるというのは、いくつになってもなかなかいいものだ。

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2011年2月26日

続きゐるテールランプの連なりは朧となりぬわずかながらも

Tail lamps in line / Have become hazier / Than in winter season


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今日は天気がよかったらしいが、一日中水戸方面で屋内の仕事に追われていたので、何がどうなっていたのか、さっぱりわからない。帰る頃にはとっぷり日が暮れて、冷たい夜風が吹き始めていた。

考えてみれば、二月は短い。あと二日を残すのみで、あっという間に三月になる。何だかエラいことのような機がする。

明日は日曜だが、委細かまわず仕事である。東京都内に泊まり込むことになりそうだ。やれやれ、たまった原稿はまだ終わってないのに。

写真は帰り道に赤信号で止まっているところをすかさず撮った。夜の景色に春らしいおぼろな感じが出ているのに、写真を見て初めて気付いた。

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2011年2月25日

暖かき日差しの中で何気なく春一番は吹きにけるかも

In the warm sunshine / The first gale of spring / Blew rather casually


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朝の天気予報では、「春一番の認定の条件として、日本海側を低気圧が進むというのがあるから、微妙」 と言っていたが、これだけ暖かい南風が吹いてしまったら、気象庁としても 「春一番」 と言わないわけにはいかなかったのだろう。

というわけで、春一番は吹いた。瞬間最大風速は結構なものだったようだが、砂埃が舞ってしまうというほどのこともなく、どちらかといえばさりげなく吹いてしまったようだ。風速よりも暖かさの勝利である。

明日は一転して寒さが戻るというので、まだまだ安心できない。

ところで、「春一番」 というのを英語でいうと、the first gale of spring (春の最初の強風) と、即物的で味気ない言い方になってしまうのが、ちょっと残念だ。

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2011年2月24日

冷たくもなき雨は降りそして止み何事もなく見ゆるのみの世

Rain falls not so cold / And it stops in this district / Only looks so calm


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今日は本当に変な天気で、天気予報によれば、つくば方面は夕方から雨になるということだったのに、実際には朝から細かい雨が降っていた。

都心に出ても、降っているようないないような、そんな状態が続き、日が暮れてからつくばに帰ると、夕方から雨のはずだったのに、辛うじて止んでいた。

いずれにしても 「春の雨」 という感じで、底冷えのする冷たさではない。明日はかなり暖かくなるらしい。

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2011年2月23日

抜けていくその抜くる果てぞ何処なる早春の朝に青き空満つ

How far can I go / Trough the bluest sky / In the early spring morn


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今日の関東は、朝からとてもいい天気で、雲一つない青空が広がった。日だまりではかなり暖かく感じた。

ニュースでは三月中旬の陽気だったようだが、風に当たると案外冷たいままなのに驚く、そんな天気だった。まだまだ油断ができない。

年度末が近づいてきて、いろいろ片付けなければならない仕事に追われ始めた。頭の中を整理するのが大変だ。

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2011年2月22日

幾重にも重なる継ぎ足し構造の夢幻の街の午後ぞ眠たき

Day dream and illusion / In the big town / A heap of boundless additional factors


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近頃、とにかく眠い。電車に乗ると、あっという間に爆睡してしまう。今日のように春の陽気だと、ますます眠さがつのる。今日も上野駅に着いてようやく目が覚めた。

上野駅というのは、何となく継ぎ足し継ぎ足ししてわからなくなってしまった温泉旅館のようなところがある。一度大浴場に行ってしまうと、自分の部屋に戻れなくなるような。

幾重にも重なる継ぎ足し構造から街を眺めると、夢幻の中に佇んでいるような気がする。

 

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2011年2月21日

手の平で天然酵母と対話するうちに小麦粉は弾力を増す

While making communication / With natural yeast / Flour gets bouncy in my hands


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今日はパンをこねた。我が家のパンは、天然酵母パンである。その辺のドライイーストでふやかしたパンとはワケが違うのだ。

こねるのは私の仕事である。写真ではどのくらいの量かわからないが、バレーボールの半分ぐらいの大きさと言えば、近いと思う。

これが明日になると、天然酵母の力で、このボール一杯ぐらいに膨らむ。それを小分けにして焼くのは、妻の仕事である。こねるのはかなりの力技なので、私が担当しているのである。

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2011年2月20日

夕闇の彼方に光る非常灯のサイレントともに遠離り行く

Ambulance light came / Through the twilight / And passed away with siren


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日曜の午前中は仕事でつくばに出かけ、戻ってきた頃には午後二時を過ぎていた。それからちょこちょこ用を足しているうちに、あっという間に日暮れになった。

夕暮れの中を、救急車のサイレンが響いてくる。踊り場の窓から見ると、川の向こう側の県道に赤い非常灯を点した救急車が見える。急病人を乗せて病院に急ぐところのようだ。

サイレンが遠離ると、夕暮れは深い青みを増していく。

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2011年2月19日

黒猫が気に入りのキャットフードかりかりと小さき音させ一心に食ふ

My black cat nibbles / Its most favorite cat food / with crisp sound


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我が家は一時、犬一匹に猫二匹を飼っていた。それ以外にも、ハムスターだの、亀だの、カナヘビだの、カブトムシだの、金魚だのを買っていたこともあって、とにかく動物が多い家だったのである。

ところが犬と猫一匹が死んでしまい、今は猫一匹だけになってしまった。我が家に動物がこんなに少なくなったのは、ほぼ二十年ぶりである。

今残っているのは、写真の黒猫だ。とにかく人なつこい猫で、人なつこすぎてうるさいぐらいである。一昨年の夏頃に体が弱って、一時は死ぬんじゃないかと思ったが、家人の必死の介護で復活した。

今は腎臓強化機能のある特別なキャットフードを食べて、元気にしている。この写真で食べているのが、そのスペシャル・フードだ。これがずいぶん気に入ってしまったらしく、今ではほかのキャットフードには見向きもしなくなった。

最後に残った猫だから、せいぜいかわいがってやろうと思う。

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2011年2月18日

光のみ春となりたり青空に冷たき風の吹き渡りゐて

It's spring of light / Wind blows still cold / Across the blue sky


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今朝の出がけは雨が降っていたが、昼前には青空が広がった。秋葉原のオフィスで仕事していると、時々轟音がするので、何かと思っていたら、突風の吹く音だった。

これが暖かい南風だったら春一番だが、結構冷たい風である。「二月は光の春」とは、よくぞ言ったものだ。強風の影響で、常磐線のダイヤは乱れていた。

明日もまた仕事である。今週も休みなしだが、まあ、一昨日に京都見物できたからよしとしよう。

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2011年2月17日

洛南の雪解かしたる春風に少しくなびき白梅は咲く

In the spring breeze / That thawed snow of the ancient capital / White ume in bloom


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今日は朝からずっとバタバタで、まともに写真を撮っている暇がなかったので、昨日勧修寺に行った時に映した梅の花を添えておくことにする。

昨日は本当にいい天気で、早咲きの梅が青空の下で可憐にそよいでいた。

桜はぱっと咲いてぱっと散るが、梅はじっくりと咲く。花だけを取ってみれば区別が付かないほどよく似ているが、おもむきはかなり違う。

そういえば、水戸の偕楽園の梅も、そろそろ見頃になるだろう。時間があれば行ってみたい。

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2011年2月16日

洛南の醍醐の池に映りたる虚空の内に御仏はあるか

Reflection of the pond / At the Daigo Temple / Being full of Buddha


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今日は Today's Crack の方にも書いたとおり、京都洛南の真言宗の大本山三カ所と、伏見稲荷を廻ってみた。

晴れ男の私であるから、ちょっと前までの雪はどこかに行ってしまって、ご覧の通り、醍醐寺の池に青空が映り込む素晴らしい天気だった。

今日は何度も般若心経を聞いたから、かなり浄まってしまったかもしれない。

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2011年2月15日

降り止めば眩しきまでの日の中で解けて消えゆく板東の雪

Once it stops / Snow melts soon / Under the bright sun


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昨夜八時過ぎに取手駅に着いたときには雪がしんしんと降り始めていて、「これは積もるな」 とすぐに思ったが、これほど積もるとは思わなかった。

朝は大雪の様相。もちろん、関東平野としてはの話だが。

それでも関東の雪は降り止めばすぐに太陽に照らされて消えていく。昼頃には道路の雪はほとんど消えて、濡れていた路面も乾いてしまった。

明日は神戸に向けて出発。京都で半日フリータイムを過ごせるから、伏見辺りに足を伸ばしてみようと思う。

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2011年2月14日

忙しき天気の末に降る雨の冷たきもまた春を知らせる

Weather was busy / Even a cold rain is / A sign of spring


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朝方はほんの少しだが雪模様で、昼前から晴れたと思ったら夕方には雨が降り出した。忙しい天気である。この天気の忙しさは、紛れもなく冬は終わったのだということを示す。

秋葉原の夕暮れは、濡れた道路がネオンを反射してきらめいている。昔の秋葉原はこんな様相じゃなかったが、なるほど、二十一世紀になってから十年以上経っているわけだ。

十六日から関西出張に旅立つ。半日余裕があるので京都の伏見辺りを回ってみようかと思っている。

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2011年2月13日

淡々と ToDo 表に添ひて動けば 「完了」 事項の増えてゆくなり

Worked whole day / According to ToDo Application / Only to see finished matters increased


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今日は昨日と比べるとずっと過ごしやすい日だったが、仕事で水戸方面をかけずり回ったので、やはり北関東らしい北風で寒さしか感じなかった。

帰宅したのは夜の十時半を過ぎてから。この時間になると、茨城県南部でも寒い。結局、一日中寒い。

近頃、あまりにもやるべきことが錯綜してしまったので、カレンダーによる管理だけでは足りず、ついに iPhone 用の ToDo 管理アプリケーションを導入した。

やるべきことが重要度順とか日程順とかで表示されるので、淡々とこなして行けばいい。なるほど、便利である。ただ、このソフトに頼りすぎると、カンが働かなくなるような気がして、ちょっと恐い。

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2011年2月12日

降り注ぐ雨冷たくも土竜塚の土黒々とやはらげる頃

Though rain falls cold / Molehills became soft / Signs of spring


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朝から冷たい雨が降り続いている。ありがたい雨である。ずっと乾燥しっぱなしだったから、空気がやわらかくなるということもあるが、雪になるという予報が外れて雨で済んだというのもありがたい。

今日は一日家に籠もって、たまった原稿を仕上げる仕事である。ずっと籠もりっぱなしで、雨に濡れるのも嫌だから写真も家の中から写した。

踊り場からのぞくと、真下にモグラ塚ができている。真上から撮ったので高さはあまり強調されないが、けっこう大きな盛り上がりだ。

こんなに大きなモグラ塚ができるというのは、やはり春めいている証拠なのだろうか。

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2011年2月11日

暖かき花の時節を見る前に忍ぶべきもの春の淡雪

Before having floral season / We should bear / Snowfall in early spring


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朝からずっと小雪が降り続いていたが、仕事なので車で水戸に向かった。一応スタッドレスタイヤをはいているので、往復にはなんの師匠もなかったが、夕方前には水戸方面は車道までシャーベット状態に近くなっていた。

つくばに戻ってくると、さすがにそこまでは積もっていない。だが、夜通し降るというので、朝までにどうなっているか心配である。

いかにも冬景色じみていて、実際に真冬並みに寒いが、これでも関東の雪は春のさきがけとして、「春の歌」 というカテゴリーに固執してみる。

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2011年2月10日

オレンジの四個残りたる今夜より雪降ると聞けば三個には減らず

Four oranges left / Never to be three at night / For snow will fall soon


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また寒さが戻っている。今年は立春を境に天気の様相が変わったので、早々に 「春の歌」 というカテゴリーに移行してしまったが、ちょっと早まったかもしれない。

だがやはり、立春前まで続いた寒さとは寒さの成り立ちが違うようなので、「冬の歌」 への逆戻りは思いとどまることにした。今夜から雪になるらしいが、関東の雪だから 「春の雪」 ということにしよう。

朝からオレンジを二つ食べた。妻が六個買ってきていたのだが、なぜか他に誰も食べないので、四個残っている。

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2011年2月 9日

郊外の駅を照らして冷たきは寒の戻りのイルミネーション

Cold wave back again / Illumination shines chillingly / At the suburb station


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夕べは雨が雪に変わるというので心配していたが、朝一番に窓の外を見ると、土手の一部がうっすらと白くなっていただけだったので安心した。朝の電車も全然遅れずに運行していたし。

昼は気温が上がるとの予報だったが、それほど暖かさは感じなかった。風が冷たかったこともある。それに、今週末はさらに強い寒の戻りがあって、平野部でも雪が積もるという。

関東平野に雪が積もるというのは、冬型の気圧配置ではなく春の初めの低気圧のせいだから、まあ、着々と春らしくなりつつあるのだと思うことにしよう。寒いけど。

写真は取手駅前のタクシー乗り場。イルミネーションが寒風に寂しく冴えている。

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2011年2月 8日

夜明け前に雪に変はるといふ雨の降るは板東の春告ぐるなり

Rain to be changed into snow / Is an evidence of spring / In Kanto district


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今日の夕方、久しぶりで妻と映画を観てきた。「アンストッパブル」、例の暴走する貨物車を止めようとする鉄道マンのお話である。結論から言うと、なかなかいい映画だった。

主演のデンゼル・ワシントンは、「マイ・ボディガード (Man of Fire)」 以来のご贔屓である。今回もいい味を出してみせてくれた。

この手のサスペンス・アクションにありがちな、映画の冒頭で延々と伏線を見せられるうちに、うんざりしてしまうなんてこともなく、筋はあっという間にむしろさりげなく始まってしまって、それが展開するうちに主人公二人のサイド・ストーリーが見事にちりばめられ、最後は手に汗握る男のドラマになるという手法がなかなかよかった。

写真は、帰りの夜道の風景。この写真を撮ったときにはまだ雨は降り出していないが、それから路面が濡れ始めた。夜中過ぎに雪になるらしい。明日の朝の交通機関が心配だ。

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2011年2月 7日

朝霧を茜に染めて昇りくる春の日をこそ待ちゐたるなれ

The sun rises / Dying morning mist into deep red / That's all I've been waiting


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夕べ雨が降ったらしく、庭の物干し竿に雫が光っていた。日の昇る方を見れば、霧がたなびいている。

この霧のおかげで、今日の朝の常磐線快速電車は少し遅れた。たいした遅れではなかったが。

ずっと続いていた感想注意報は解除されたが、まだまだしっとりした感じはしない。日中も冷たい北風が吹いて、気温の割には寒く感じたし。

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2011年2月 6日

大雪を分けて誕生日プレゼントは届けりと父喜びゐたり

Father appreciated / The birthday present / Come through the heavy snow


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今日は仕事で水戸方面に出かけ、日が暮れてから帰ってきた。水戸は茨城県の中央部よりやや北にあり、なかなか寒いところなのだが、今日は少し暖かくなっていた。

写真は、日暮れた帰り道の風景。きいんと張りつめた冬景色ではなく、ちょっとだけ朧になって、春を感じさせる。立春を過ぎてあの寒波は少し引っ込んだようで、ありがたい。このままどんどん春らしくなってくれるといいのだが。

ところで、今日は父の満八十二歳の誕生日。大雪だが、送ったプレゼントは贈れずに届いたようで、安心した。

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2011年2月 5日

椋鳥も己が姿を映す水の温みたるとや思ひゐるらむ

Starlings may feel / The steam not so cold / Seeing their own reflections


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あの暑い夏を境に、我が家の付近から雀が姿を消してしまい、心配していた (参照) が、最近ようやく再び姿を見せ始めた。まあ、地球上から絶滅してしまったわけではないので、いつかは戻ってくると思ってはいたが、ひとまず安心した。

その戻ってきた姿を写真に撮ろうとしているのだけれど、これがなかなか難しい。うまくタイミングを合わせてカメラを向けるまでに至らない。

今日、我が家の裏手の川の土手にいたら、鳥の鳴き声がして、対岸の水辺に何羽かの小鳥が降り立った。さっそくポケットからカメラを取り出したのだが、これは雀ではなく、ムクドリだった。雀というありふれた鳥を写すのが、こんなに難しいとは思わなかった。

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2011年2月 4日

立春の風受けながら新しきアプリケーション使ひ初めたり

At the very first day of spring / I tried a new application / Feeling moderate wind


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今日は初めて iPhone のココログ専用アプリを使って記事を投稿している。いつものように写真をクリックすると写真が別ウィンドウで拡大表示される仕掛けは、限定機能のため省略させていただく。

今後はクリックで拡大表示でない時は、iPhone からの投稿と思っていただければいい。写真は秋葉原の夜景である。今日は立春らしい穏やかな陽気だった。なお、歌の結句は「つかいそめたり」と読んでいただければ幸いだ。

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2011年2月 3日

板東に季節を分くる風吹けどテラスに人の姿見えざり

Though moderate wind blows / To divides the season / Nobody on the food court terrace


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今日はかなり暖かな日和だった。昨日と同じ格好で出かけたところ、都心を歩いていると汗が流れた。

とくに、今日業界内の会議が行われた某団体の会議室は暖房の効きすぎでムンムンしていて、上着を脱いでシャツの腕まくりをしている者までいた。この省エネ時代に、信じられない設定である。

写真は某ショッピングセンターのフードコートに接するテラス。さすがに夕方で、いくら暖かくてもこのテラスで飲食している人は一人もいなかった。

下に豆粒のような自動車が見える。そういえば、今日は節分だった。

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2011年2月 2日

明くる日は節分となる風景の奥にぞ偲ぶ蕎麦の花白く

At the the turning point to spring / Illusion of white soba flowers / Seen in the view


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今日は仕事で宇都宮まで出かけた。朝のうちは天気がよかったが風は冷たく、昼過ぎには南関東の雲が北関東にまで広がってきて、帰り道は写真のような曇り空になった。

この写真は二宮というところの道の駅から田園風景を撮ったもの。昨年の九月二十四日に来たときには一面に蕎麦の花が咲いていた (参照) が、今回は何もない。

今日は寒かったが、明日はまた三月上旬から中旬の暖かさになるという予報である。これからは寒さが戻っても長くは続かないと言っていた。そうあってほしいものだ。

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2011年2月 1日

日暮れたる彼方の道の自動車の灯りの徐々に際立ちて行く

Twilight time / head lamps on the distant highway / Are getting contrasting


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明け方まではこれまで通り寒かったが、昼近くになってしまう気温が上がり、妙な暖かさになった。三月上旬から中旬の気温になったのだという。昨日までの寒さがウソのようで、車の中が日に照らされてぽかぽかした。

今日は夕方六時前頃に帰宅できた。写真は我が家の階段の踊り場から、川向こうの県道を望んだところ。六時前でも少し薄明かりが残っている。

考えてみれば明後日が節分で、その翌日は立春だ。これからは、寒の戻りはあっても昨日までのような特別な寒波はないだろう。すこしずつ暖かくなっていく。

明日は宇都宮に出張。車で行くことになるが、天気に恵まれたドライブになりそうだ。

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