幾重にも重なる継ぎ足し構造の夢幻の街の午後ぞ眠たき
Day dream and illusion / In the big town / A heap of boundless additional factors
近頃、とにかく眠い。電車に乗ると、あっという間に爆睡してしまう。今日のように春の陽気だと、ますます眠さがつのる。今日も上野駅に着いてようやく目が覚めた。
上野駅というのは、何となく継ぎ足し継ぎ足ししてわからなくなってしまった温泉旅館のようなところがある。一度大浴場に行ってしまうと、自分の部屋に戻れなくなるような。
幾重にも重なる継ぎ足し構造から街を眺めると、夢幻の中に佇んでいるような気がする。
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コメント
おはようございます~
私、この短歌だいすきです!!
夢幻の中にたたずんでいるような
すてきな歌ですね~~~
現代の街ですね。
え?
ほんとうに眠いの?
上野に着いたら目が醒めるというのも
なかなかのテクニシャンですね。うふふ
投稿: tokiko68 | 2011年2月23日 09時16分
tokiko68 さん:
>夢幻の中にたたずんでいるような
その意味では、もう春ですね。
>上野に着いたら目が醒めるというのも
>なかなかのテクニシャンですね。
目が覚めたら、周りには誰もいませんでした。
誰か起こしてくれればいいのに。
投稿: tak | 2011年2月23日 10時26分