大いなる今宵の月はあのなゐを呼びたりとても澄み渡る月
Even if it caused the earthquake / The clearest is / Tonight's Super Full Moon
今夜はやけに外が明るい。聞けば今夜の月はスーパーフルムーンというのだそうだ。
十九年ぶりに月が地球に最接近し、通常より十四パーセント大きく、三十パーセントも明るい満月なのだそうだ。そんな大イベントだったとは、今日になるまでちっとも知らなかった。
そういえば、六年半前の十月二十三日、"月の引力は 「地震発生の最後のひと押し」 になるらしい" という記事を書いたのを思い出した。(参照)
驚いたのは、その記事を書いたその日の新潟地方の二度目の干潮時刻が 十七時五十六分で、新潟中越地震の起きた時刻とピッタリ重なっていたのである。このことについては当時、マスコミもほとんど触れなかった。
今回の地震は満潮干潮の時刻とは関係がなかったが、十九年ぶりの大接近の直前ということなら、月の引力が 「最後のひと押し」 になったのかもしれないと考えても、不自然じゃないだろう。
月はしかし、そんなこととは関係なく、ひたすら明るく澄み渡っている。
(歌の 「なゐ」 は、「地震」 という意味の古語)
(写真をクリックすると、拡大表示されます)
| 固定リンク
コメント