なくもがなのものが邪魔者となり果ててグラフィティの中に埋もれゐるなり
Buildings out of use / More than waste / Are buried in graffiti
私が借りている駐車場から取手駅への近道に、昔パチンコ屋だった建物がある。確か去年の初めに潰れてしまい、シャッターが下ろされたままになっている。
そのシャッターには意味不明のグラフィティが描かれ、自転車が置きっぱなしになっている。なんとなく荒廃した雰囲気になっている。
高度成長期からバブルの頃に至るまで、日本全国で作られた無駄な施設が、今どんどん整理されている。「なくても済むもの」 を作りすぎた報いが、「あると邪魔でしょうがないものが一杯」 という結果になってしまっているのだ。
(写真をクリックすると、拡大表示されます)
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コメント
わが町にもこういう風景が多いです。
せめて、きれいに色でも塗って
街の害にならないようにすべきではありませんか?
荒涼としたままだと
若者のこころも荒んでくるような気がします。
投稿: tokiko68 | 2011年3月 7日 09時35分
tokiko68 さん:
私はこういうのって、割と嫌いなワケじゃないんですが、街に増えすぎるのは、やはり問題ですね。
町はずれにちょっとだけある程度がいいかも。
投稿: tak | 2011年3月 7日 19時43分