一輪の桜の内に満開を願ふ心の宿りゐるなり
In only one blossom of cherry / Dwells our earnest wish / For full blossom of life
自分の和歌を英訳して、それを英語の "haiku" ということにし #haiku というハッシュタグで Twitter で紹介しているのは、前にも述べたとおりである。
昨日のは "At the backyard of Tokyo / In unusual dimness / Cherry blossoms began to bloom" という haiku だった。元の歌は 「いつになくほの暗き街の裏庭で桜は既に咲きたりといふ」という歌である。
これを Twitter に紹介したところ、時々私の haiku を Retweet して紹介してくれているSandyInBerlin さんが返句をくださった。
new cherry blossoms / need nothing more than a nudge / of encouragement (参照)
Grace under pressure / Stoic despite such despair / a tear a smile (参照)
という haku である。これを日本語の短歌に訳すと、次のような感じになるだろう。
この年の桜は人の前を向く心のほかに何も求めず
何もかも失ひたれど涙もて微笑む人の高貴なるかな
この二首を Twitter に掲げておいた (参照 1 、参照 2)
なお、今日の写真は、昨年に撮っておいたものである。今年の桜は、まだこれほど満開じゃない。
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