梅雨の夜の空気を振るはせ雷鳴の轟くを父は病室で聞くらむ
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Wind began to blow / To swing green ume fruits / Among the similar tinted leaves
今日もまた、頭がぼうっとなるほどの暑い一日だった。もしかしたら昨年の二〇一一年を境に、夏の最高気温は三十五度前後が普通ということに決まってしまったのかもしれない。
そして今年からはさらに、それが七月の声を聞く前に出現するまでにレベルアップしてしまったのかもしれない。下手すると、来年あたりは最高気温四十度というのが普通に出現し始めるかもしれない。それを考えると恐ろしい。
それでも今年は、エアコンのスイッチを入れずにがんばっている。電力使用のピーク時以外に節電しても意味がないという指摘もあるが、こうして体を熱さに慣らさなければ、我慢というのはできないだろうと思う。
庭の梅の木に実がなっているのを発見した。我が家の梅は遅咲きということでもわかるように、あまり体力がない。急に肥料をたくさんやりすぎてもいけないだろうから、手をこまねいていて、そんなこんなで、実もあまりたくさんはならない。
去年はほとんど実がならなかったので、今年は少しはなるだろうと思っていたところ、ようやく見つけた。梅の実は葉と同じような色なので、なかなか発見しづらい。
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Front yard is filled / With the hum of bees / Attracted by scent of marjoram
我が家の玄関先に植えているハーブ、マジョラムが花盛りになってきた。花盛りといっても、ピンクがかった紫の小さな花が風に揺れているだけなのだが、蜂たちにとっては十分にご馳走のようなのである。
今日は天気がいいので、蜂たちが集まる。よく見ると、何匹も花の周りでぶんぶん飛び回っている。
この写真は、iPhone で撮った。iPhone は光学望遠機能がないから、思い切り近づいて撮ったのである。こんなに近づいても、蜂は蜜を吸うのに夢中で、こちらにはお構いなしだった。
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Trying to ride over the hot summer / With a little circulator / That blows the heat away
昨日と今日は結構涼しいが、その前までの二~三日は、まだ六月だというのに猛暑だった。その猛暑の中で、自宅で缶詰になって仕事をしていた。
暑いことは暑いが、今年は意地でもエアコンのスイッチを入れずに過ごしている。夏は暑いものだと諦めれば、なんとか我慢できる物だ。
二十二日の記事でも書いたように、サーキュレーターを活用して、室内で熱の逃げ道を作ってやっている。パソコンから排出される熱さえうまく逃がしてやれば、死ぬほどの暑さというわけじゃない。
今年はできるだけエアコンを使わずに乗り切るつもりである。
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Bullfrogs took a rest from mooing / In the hot daytime / Are not back even in twilight
我が家の裏手は川の土手になっていて、ウシガエルが何匹も棲みついている。もう慣れっこになってうるさいとも感じなくなったが、春から秋にかけてかなり大きな声で 「モウ、モウ」 と鳴く。一日中鳴くのである。
ところがこのところの暑さにはさすがにまいったようで、朝の九時頃から、あの地の底から響くような鳴き声が聞こえなくなった。お休みを取らないと体がもたないのだろう。
そして、日が暮れていくらか涼しくなったのに、まだ鳴かない。相当暑さ負けしてしまってたのだろうか。カエルの世界も、なかなか大変なようだ。
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Daily life beyond reflection / Of the blue sky / On a wide flow of the river
もうすっかり真夏の様相である。朝のうちは少し涼しいような気がしていたが、午後になって真夏の日差しになり、我が家の寒暖計は三十二度を指した。まだ六月の最終週に入っていないのに。もちろん、梅雨明け宣言も出ていないのに。
ちょっと事務用品の買い物に出て、小貝川の橋を渡ると、川面が真夏の海のような色で輝いている。もちろん、真っ青な空を映しているのだ。やれやれ、今年も暑い夏になるのだろうか。
そういえば今日、向こう三ヶ月の予報が出て、関東は平年並か暑い夏になるという。ただ三ヶ月予報というのはかなり外れる。逆に聞いている方がいいという説もある。せいぜい平年並程度で推移してくれないかなあ。
ちなみに、今日もエアコンのスイッチは入れなかった。今年は節電で乗り切るつもりである。
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Releasing the summer solstice heat / In the whole day wind / That blows along the stream
夏至。いつもの夏至は梅雨空が多いが、今年はまるで真夏のような夏至。
気温は各地で軒並み三十度を超えたという。今日は私は自宅で缶詰になって仕事をしていたが、居間の寒暖計は三十三度を指していた。
それでも、意地でもエアコンのスイッチを入れず、サーキュレーター二台でパソコンから出る熱を逃がす道を作ってやると、なんとかしのげる。
昨年までエアコンを点けても死にそうに暑かったのは、ひたすらパソコンから排出される熱のせいであったと実感する。
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People run through / Reflection of street lamps / Glitters at the station
都内での仕事を終えて、常磐線で帰って来ると、柏を過ぎたあたりから猛烈な夕立になった。利根川を渡れば天気も変わるかと思ったが、取手に着いてもやはり土砂降り。
仕方がないので、スタバで和歌日記の更新をしながら雨をやり過ごそうとしている。
明日は夏至で、今一番日の長い時期だが、さすがに七時半を過ぎれば暗くなる。雨が降っているのでなおさらだ。明日は晴れて暑くなるらしい。
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Pure white hollyhocks / Come out along the straight trunks / Under the rainy sky
家の裏の土手にタチアオイの咲く時期になった。例年梅雨に入ると満開になって、梅雨明けになってもまだ咲き続ける。
普通、アオイと言えばこのタチアオイを指すらしい。今月十日に登場したウスベニアオイ (マロウ) とはおもむきが全然違う。
このアオイは真っ白である。赤やピンクや八重咲きのものもあるが、真っ白というのはなかなか潔い。この真っ白な花が、まっすぐに立った茎を咲き昇る。
川岸は葦がびっしり生えてきた。夏である。
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Driving along the expressway / Wind is humid but not so damp / On this cloudy day
今日は仕事で水戸方面に出かけた。ニュースでは、今日が高速料金の上限が千円というシステムの最後の日なので、混雑が予想されると言っていた。
実際には、いつもよりは確かに交通量が多い気がした程度で、それほど極端に混雑したわけではない。
写真は午前十時頃の友部サービスエリアの様子。せいぜいこの程度で、連休の真っ只中のような混雑ぶりではない。湿り気を多く含んだ風が渡って、むしろしっとりとした風情だった。
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Tiny bees match / Tiny flowers of annual fleabane / Fly around to suck nectar
ヒメジョオンが咲きまくっている。さすがに都心ではみかけないと思っていたが、ちょっとした空き地があると咲く。それほどの花なので、郊外に出たらあちこちで見る。
私は花に虫がとまっているのを見るのが好きだ。花と虫のいのちがいい具合に重なり合っているように見える。今月十日の 「蜂を呼び蜂のいのちと自らのいのちの際に花は咲くなり」 という歌はそんな気持ちである。
このヒメジョオンにも、小さな蜂が止まって蜜を吸っている。
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A butterfly named little three lines / Flew away from my feet / Like wastepaper
新潟十日町での仕事が終わり、帰路の途中、越後湯沢で新幹線に乗り換える前に途中下車して、ちょっと付近を散歩してみた。
不動の滝に行く途中の山路で、足元に黒い蝶々が止まって、あまり人を恐れることもなくのんびりしている。ゆっくりと iphone を取り出し、ぐっと近付いて何枚も写真が撮れたほどだ。
あとでインターネットで調べると、コミスジという種類のようだ。飛び方に特徴があって、紙切れが飛ぶようだと書いてある。確かに、紙切れみたいに不器用に飛び去った。
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Familiar landscape / Snow is still white / On far-off mountain top in Echigo
仕事で新潟県十日町に来ている。梅雨時で、関東はぐずついているはずだが、こちらはときおり弱い日が差すぐらいで、存外いい天気である。毎度のことだが、自分の晴れ男ぶりがありがたい。
越後湯沢で上越線~ほくほく線に乗り換えて、田んぼの中の線路を二両編成の電車でトコトコと進む。
この空気感は、私の育った庄内地方と共通している。なんだかほっとする雰囲気だ。この土地で暮らす人も、同じような遺伝子を持っているような気がする。
いい感覚で仕事ができたと思う。
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Everything turns and turns / But good old tints lies / Deep inside the scenery
仕事で国分寺に行った。国分寺と言っても日本中にその地名はたくさんあるが、私が言ったのは東京の国分寺である。中央線で吉祥寺、三鷹、小金井と行ったその先にある。
実は私は学生時代、国分寺に住んでいたので、四十年ぶりぐらいになる。
この写真は 「お鷹の道」 と呼ばれる小径の、西国分寺に近いところである。将軍が鷹狩りをしたところなので、この名が付いたのだそうだ。私が住んでいた頃はこんな団地はなくて、本当にひなびたところだったが、景色が一変していた。そりゃそうだ。世紀が変わったんだから。
そのうち、野川のほとりに訪れてみたいと思う。少しは昔の面影のある景色に出会えるだろう。
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Calmly but abundantly / Dokudami flowers bloom / In a dim and rainy morning
道端にドクダミの花が咲き乱れる季節になった。ドクダミは名前のせいであまりいいイメージをもたれていないが、よく見ると案外きれいな花である。清楚なイメージと言ってもいいぐらいだ。
ドクダミという名前がかわいそうなら、ジュウヤクと言えば少しはまともになる。ちなみに、ドクダミを英語で何というのかと思って調べたら、dokudami というのだそうだ。へぇ、欧米にはドクダミがないのかしらん。
学名では hottuynia cordata というらしいが、そんなことを言っても誰にもわからないだろう。米国に行って "dokudami" と言っても、多分わからないだろうが、とりあえず、舌を噛まずに済む。
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In the faint rain / They may see aqua angel / In the humid beauty of hydrangea
我が家の裏の空き地で、アジサイが咲き始めた。ほかのアジサイよりはかなり小さめで、色合いも地味なのだが、それはそれでおもむきがある。
アジサイを英語で hydorangea (ハイドレインジャ) という。「水のアンジェ」 である。「アンジェ」 といえば "angel" (天使) と関係あるのかと思って調べたら、"angelica" (アンゼリカ) というのがみつかった。その名の通り、ヨーロッパでは 「天使のハーブ」 ということになっているらしい。
どんな植物かというと、こんな のである。なるほど、アジサイに似ている。これにちなんで、アジサイを hydrangea と読んだ気持ちがよくわかる。
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Try to memorize one flower name / While forgetting two / In this floral season
近所の土手にピンクの可愛らしい花が咲いている。マツバギクという名前の花らしい。花びらが松葉のように細いからその名が付いたのだろう。葉の様子がマツバボタンと似ているが、全然別の種類のようだ。
一日一首なんてことをしていると、昔よりは花の名前に詳しくなった。昔はチューリップとヒマワリとサクラぐらいしかわからないと言ってもいいぐらいだったが、最近は人並みぐらいにはなった。
それでも、一つ覚えると二つ忘れるみたいなところがある。
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Nights are short / For reed warblers persistently chirp / To claim their lives in summer
iPad で記事を投稿しているのだが、いつものように写真の周りに本文を回り込ませて表示させる機能が使えない。ココログ側で、Safari に対応していないみたいなのが残念だ。
近ごろ、うちの裏の川の対岸にヨシキリが何家族か棲みついているようで、ギョギョギョ、キリキリと、絶え間なく啼き続けている。なんと、明るいうちだけでなく真夜中にも啼くのだ。かなりうるさい。
伊藤左千夫の歌に 「家近く鳴けば葦切ぬば玉の 夜も鳴くものと今年知りつも」というのがある。左千夫も、夜中までけたたましく啼くヨシキリに閉口してしまったのかもしれない。
インターネットで調べたら、繁殖期には夜でも啼くとあった。もう少しの辛抱だ。
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Calling honeybees / Flowers come out between / Both lives of themselves and bees
春から夏にかけては花の季節だ。いろいろな花たちが次々に咲き出す。
このピンクの花はマロウ。正しくはコモンマロウというらしい。日本名はウスベニアオイ。ハーブの一種である。このあたりの道ばたに生えているのは、ほとんど我が家の庭で育てたのマロウの種が飛んだのではないかと思う。
今では我が家ではとくにマロウを育てているわけではないのだが、毎年今頃の季節になると、そこらじゅうで自然にきれいな花を咲かせる。
ハーブティにするとおいしい種類だけに、虫たちも蜜を求めてよく飛んでくる。マロウの近くに行くと、蜂が群がってぶんぶん羽音を立てている。よく見ると、この花の真ん中にも止まっている。
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Just like a Chinese broad sword / The sun suddenly glitters / In the rainy sky
明け方から昼過ぎにかけて、小雨交じりのどんよりした空模様で、気温もびっくりするほど肌寒かったのだが、午後三時頃から急に雲が切れてあっという間に晴れ上がってしまった。
急にじりじりと太陽が照りつけて、今日の最高気温は午後五時頃になってしまったという。珍しいパターンだ。
写真は、午後三時過ぎ頃に、雲間が切れかけたところ。雲も遠くの家並みも、逆光でどす黒く見える。肉眼ではここまでどす黒く見えないというのは、よほど頭の中で修正して見ているんだろう。
この一時間後には、すっかりさわやかな青空が広がった。こういうのを、本来の 「五月晴れ」 というのだろう。(参照)
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Green of the rice fields grew / So thick that reflection of the blue sky / Has been hided away
梅雨は完全に中休みになったようで、今日はかなり暑い一日になった。東京の最高気温は二十七度になったらしい。半袖で道を歩くと、日向では腕がじりじりするぐらいの日差しだった。
うちの周りの田んぼも苗がかなり成長して、緑の中に隙間がなくなってきた。田んぼばかりでなく、周囲の木々の緑も濃くなった。そして田んぼに空が映り込むこともなくなった。
その空の青さも増して、紛れもない夏空である。
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Contrast of fresh green / On wide spread of rice fields / And sudden image of wheat harvest
田んぼの中の近道を通ると、ところどころ、収穫の時期の色をしている。田んぼの中に麦畑があるのだ。いまちょうど、麦秋の時期にさしかかっている。
すぐ隣は田植えが終わって間もない田んぼで、苗の間に水の引かれた田の表面が見える。初夏のイメージと秋のイメージの不思議な対称だ。
今日はなんとか曇りのままで一日を終えて、夜に降った雨も日付の変わる頃には止んで、明日はまた暑くなるらしい。
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A lovely grass lizard / Ran away so quickly / That made me a little bit lonely
今日は昨日までとはうって変わって暖かい陽気になった。最高気温が十度ぐらい違うのだそうだ。本当に天気の変わり方が極端である。
取手駅前の歩道橋で、カナヘビを見つけた。写真に撮ろうとしたらあわてて逃げ出そうとする。写真はステップの上でゆったりと日を浴びていたのが、あわてて逃げ出そうとステップの端を登ろうとしているところである。
カナヘビというのは、かなりかわいい。トカゲやヘビの苦手な人にはちっともかわいくないだろうが、よくみると、多分は虫類の中で一番の癒し系である。捕まえて家に連れて帰りたいほどだったが、諦めて電車に乗った。
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