レンズ越しの視界の縁の歪みゐる字を拾ひ読むルーペの世界
Reading deformed characters / At the edge of the lens / In the world of a magnifying glass
私の机の上には、結構大きなルーペがある。大分前から老眼になってしまって、小さな字は眼鏡がないと読めなくなってしまい、さらに小さな字はルーペが必要になった。
このルーペは単三乾電池二本で明かりがつき、拡大して見たいものを照らしてくれる機能が付いていたのだが、電球がいかれてしまって、周りから照らさないといけなくなってしまった。
しかしこのルーペも、滅多に使わなくなってしまった。小さくて読みにくい字は iPad で写真に撮り、画面に表示してどんどん拡大してやると、ルーペで見るよりずっと楽に読める。世の中、便利になったものだ。
今日、久しぶりでルーペで小さな字をのぞき込んでみた。やはり iPad の方が読みやすいが、おもむきのある視界である。
(写真をクリックすると、拡大表示されます)
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