木槿とは秋の花なり前線の北に咲きゐて色こそ映れ
Rose of Sharon is flower of autumn / Its shade is the best / At the north of the fronteer
昨日京都からつくばに帰ってきたら、何やら大雨が降った後のような様相で、前線が通り過ぎた後らしく、とても涼しくなっていた。
そして夜が明けてもその涼しさは変わらず、あまり汗をかくこともなく過ごすことができた。空は秋の雲で覆われ、日がほとんど射さない。前線の北側に入って日射しさえなければ、世の中はこんなに涼しいのである。
写真は、ムクゲの花のバックに広がる雲。ムクゲは秋の季語だったなあと、改めて思った。それで、今日は一時的なことになるとは思うが 「秋の歌」 ということにする。
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コメント
おはようございます~
いつもすてきな短歌をありがとうございます。
曇りにも花の短歌が生まれるものなのですね。
>色こそ映れ
という言葉はどういう風に解釈すればいちばん良いのでしょうか?
お教えください。
よろしくお願いいたします。
投稿: tokiko68 | 2011年8月21日 09時41分
tokiko68 さん:
「色こそ映れ」 は 「色 映る」 の強調表現で、「映りがいいなあ」 「いい色だなあ」 というような意味合いです。
文法的には 「祝う今日こそ 楽しけれ」 「今こそ別れめ いざさらば」 と同様、「こそ - 已然形」 の掛かり受けです。
投稿: tak | 2011年8月21日 21時22分
(o^-^o)おおしえいただきまして、
ありがとうございました。
よくわかりました~~
投稿: tokiko68 | 2011年8月24日 20時02分