« 秋桜の咲くただ中に佇めば宇宙に一人坐する心地す | トップページ | ふるさとに生きたる父を見送りてふるさとの山紅く萌え初む »

2011年10月16日

わが父の光のうちに旅立てば悲しまずただ手を合はすのみ

My father left this world / In the way of glory / No grief but great appreciation


Wl111016

父が亡くなったとの知らせが入った。十二日に娘たちを連れて見舞ったときも、ほとんど言葉は発せられなかったが、孫が三人揃って来たということは認識してくれたようだった。

たった二時間足らずの対面だったが、最期に直接会うことができてよかった。

先月末に見舞ったとき、父は、自分はもう思い残すことは何もないから、何があっても悲しむなと言っていた。そして残った者がちゃんと仲良く暮らすようにと、苦しい息で言った。

「あなたの子だもの。争い事なんてするわけないじゃないか」 というと、「そうか、ありがとう」 と言った。とんでもない。礼を言わなければならないのはこちらの方だ。いくら礼を言っても足りないぐらいだ。

父よ、ありがとう。

明日、酒田に出発する。当分忙しくなる。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

|

« 秋桜の咲くただ中に佇めば宇宙に一人坐する心地す | トップページ | ふるさとに生きたる父を見送りてふるさとの山紅く萌え初む »

コメント

こんばんは。
tak-shonaiさん
私がちょっとここにこない間に・・・
知りませんでした。
気が付きませんでした。
ごめんなさいね。
tak-shonaiさんは、お父様に、
最後まで尽くされて、りっぱなご家族です。
そして、ほんとうに
すばらしいお父様でした。
尊い生き方をお教えくださいましたね。
精神内容も、生き方も。

ご冥福をお祈り致します。


投稿: tokiko68 | 2011年10月17日 20時55分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: わが父の光のうちに旅立てば悲しまずただ手を合はすのみ:

« 秋桜の咲くただ中に佇めば宇宙に一人坐する心地す | トップページ | ふるさとに生きたる父を見送りてふるさとの山紅く萌え初む »