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2011年11月30日

クリスマスカラー溢るる街角を歩けばクリスマス近しと思はる

Found Christmas is really coming / As walking through street / Filled with Christmas Colors


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今日は久しぶりに、一日の多くを新宿から原宿の間で過ごした。このエリアでの仕事が集中したからである。

山手線の西側というのは、私の普段のホームグラウンドである山手線東側と比べると、雰囲気が若々しく、ちょっとお洒落である。神田や新橋がサラリーマンおっさんの街とすると、原宿や渋谷は若い子たちの街である。

写真は原宿ラフォーレの前のクリスマスツリー。"See by Chloe" のロゴ入りというのが、いかにもそれらしい。

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2011年11月29日

サルビアの小さく紅き花びらを揺らすほどにも風吹かぬ午後

Wind is not so strong / That red and tiny flowers of salvia / Do not tremble this afternoon


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我が家の裏の空き地に、なんだかちまちました赤い花が咲き始めたと思っていたのだが、よく見るとどうやらサルビアのようなのである。

あまり栄養がよくないみたいで、花のようすもあまり立派に見えない。それでもサルビアはサルビアで、緑の葉に赤い花ということで、クリスマスが近づいているような気がしてきた。

「サルビアの花」 という歌があるが、あの歌のように 「ベッドに敷き詰める」 というほどには到底咲かないみたいである。

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2011年11月28日

緑なる竹の隙間を縫ふごとく深まる秋を知らする紅葉

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Japanese maple shows red leaves /  Threading it's way through green bamboos / In late autumn


取手駅近くに借りている駐車場から駅までの近道にちょっとした竹林があり、その中に一本だけ混じったモミジが、竹の間隙を縫うように枝を広げ、紅葉を見せてくれている。

ただ、今年の紅葉はあまり見事なものではないような気がする。天候不順で、暑くなったり寒くなったりを繰り返して来たせいだろうか。

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2011年11月27日

晩秋に何気なく咲くパンジーの秋とも冬ともつかぬ花色

Pansy came out / With indecisive shade / Autumn or winter?


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道端の花壇にパンジーが咲いていた。私はパンジーというのは春の花だと思っていたので、これを見て驚いたが、Wikipedia で調べてみると、「寒冷地では春に、暖かい地方では冬から開花が始まる」 と書いてあった。

ということは、ここ北関東の地も 「暖かい地方」 ということになってしまっているのだろうか。まあ、少なくとも、「冬になる前にパンジーが咲くほどの暖かさ」 ということになるのだろう。

これって地球温暖化のせいなのだろうか。それとも、園芸品種としてそれなりの時期に植えれば、今頃に咲くというのも、とりたてて驚くほどのことでもないのだろうか。

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2011年11月26日

夕暮れの冷たき風に暖かき光を送るクリスマスツリー

A Christmas tree gives warm lights / Into the cold wind / Blowing in the sunset time


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なんだか妙にゴッホの油絵風イメージが背景に混じってしまっているけど、これは写真である。近所のショッピングセンターに飾られたクリスマスツリーの写真である。

今日は土曜日で、しかも天気もいいということで、行く先々がかなり賑わっていた。クリスマスが近いので、雰囲気も華やいでいる。

しかし日暮れが近くなると風がどんどん冷たくなるので、屋外のベンチに腰掛ける人は見当たらない。

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2011年11月25日

晩秋とも初冬ともつかぬ乾きたる冷たき空気の奥に日は入る

The sun sets / Beyond  dry and cold air / Of late autumn or early winter


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晩秋とも初冬ともつかない一日が終わった。朝は寒くて、ベッドから抜け出すのに結構な決心が必要だった。日中はそれほど寒くは感じなかったが、日が暮れるとやはり寒い。

なにしろあの震災以来、私の仕事部屋はエアコンのコンセントを抜きっぱなしなので、寒ければ厚着をするだけである。フリースとダウンジャケットを重ね着し、マフラーをして毛糸の帽子をかぶって仕事をしている。

写真は小貝川の夕暮れ。冷たく乾いた冬の空気に入れ替わりつつある。

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2011年11月24日

北風の吹き降る川は波だけが疾く渡りゐて水は動かず

North wind blows down / To the stream / Ripples run fast but water doesn't


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昨日ほど寒さは感じないが、北西の風が吹いていて、決して暖かくもない。天気はいい。ということは、もう天気図は冬型なのだろう。

裏の川幅は夏の半分ほどになっていて、ほとんど流れがなく、よどんでいる。水は流れないが、水面の波だけは盛んに動いている。

日が暮れるとどんどん寒くなってきた。明け方は冷えるだろう。

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2011年11月23日

冷え冷えとした風吹けば世の中の秋といふ字の消えてゆくなり

Cold wind began to blow/ The word "autumn" is going / To decrease in the world


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勤労感謝の日は、とても寒い休日となった。朝起きるとあまりにも寒くてゾクゾクするので、てっきり風邪でも引いてしまったのかと思ったが、そうではなく、本当に寒いだけなのだった。

夜になると、雨まで降ってきた。晴れ上がっていないので、明日の夜明けはそれほどには冷えずに済みそうだが、明後日以後は冷え込むのが確実だ。

もうほとんど冬に天気になってしまいそうである。

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2011年11月22日

紅葉葉に結びし夜露日を浴びて流るれど地に落つることなし

Night dew drops on the maple leaves / Never fall down to the earth / In the morning sunshine


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今朝の北九州は、結構な冷え込みだった。気温的には十九日の網走と同じぐらいである。

ところが、北海道の人は 「暖かい、妙に暖かい」 といぶかしがり、九州では人は 「寒い、寒い」 と肩をすくめる。同じ気温で、感じ方がまるで違う。

九州の紅葉は夜露を宿し、朝日に輝いていた。

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2011年11月21日

寒風の吹きたれどここは九州にてみかんの山の減らぬテーブル

Though cold wind blows today / I'm in Kyushu Island / There always are mandarins on the table


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さすが九州はみかんの本場である。いくら食べても食べきれないほどある。


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2011年11月20日

秋の日は玄海に落ち宿に来て聖夜近きを知りて驚く

Autumn sunset into the Genkai Sea / It is surprising / That Christmas is coming soon


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今日は九州である。九州はさぞ暖かかろうと思っていたが、寒い。昨日の網走と同じ最高気温である。

ホテルの中はクリスマス仕様だ。年末が近い。

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2011年11月19日

メルヘンの丘に北の日はメルヘンの如くおぼろに沈み行くなり

The sun is going down dimly / To the Hill of Marshen / In the mood of a fairy tail


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今の時期、北国の夕暮れは早い。女満別に近い有名な撮影スポット、「メルヘンの丘」 を通りかかったのはまだ三時半頃だったが、もう日は地平線にかなり近づいていた。

ちょうどメルヘンのような朧の景色だった。

そのまま女満別空港に行き、帰ってきたら東京は雨で、まるで梅雨時のような蒸し暑さだった。

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2011年11月18日

知床の空を支ふる両角 (もろづの) を振り蝦夷鹿はわれを見しなり

Ezoshika deer looked at me / Swinging a pair of horns / That  lift heaven of Shiretoko


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今日は知床半島を廻ってみた。ウトロの町から知床五湖に行き、そのまま半島の中央部を横断する国道を通って羅臼まで行き、国後島を望んでみたかったが、残念ながらその道は冬季閉鎖中で、叶わなかった。

写真は知床五湖の木道の近くを歩いていたエゾシカ。人が少なかったので、平気で近づいてきたようだ。今日はこの他にもキタキツネ、イヌワシに出会った。幸か不幸かヒグマにだけは出会わなかった。

知床は大自然と隣り合わせである。

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2011年11月17日

白雪の乾きたる降る道東の空の蒼きの不思議なるかな

Wonder of contrast / Of white powder snow and blue sky / In the East Hokkaido


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北海道に来ている。それも函館とか札幌とかいうのではない。道東である。知床半島の付け根に近い、斜里という街だ。

昼過ぎに女満別空港に着いてさっそくレンタカーを借り、摩周湖に行ってみようと思ったのだが、途中の山道で降雪のため断念した。明日は晴れの予報だが、出直しできるかなあ。

今日は斜里の街に泊まっている。

 

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2011年11月16日

ひむがしの常陸の国にひたすらに親鸞は無礙の光見たるか

Shinran saw supreme light / In ancient Hitachi country / Far east from Kyoto


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今日は笠間に出かけ、そのついでと言ってはなんだが親鸞上人ゆかりの西念寺という寺を参拝した。浄土真宗の 「別格本山」 という看板が出ている。

親鸞上人がこの地で 『教行信証』 書き始めたと伝えられ、なかなかの格式である。とはいえ、寺の造りはシンプルで技を尽くしたという感じでもなく、京都ほどの絢爛さもない。

親鸞上人は越後に流された後でこの地に庵を結び、ただ地道に布教に励んだのであろう。その意味では、浄土真宗本来のシンプルさが残されているということもできるのかもしれない。

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2011年11月15日

青鷺は姿に似合はぬぎやあといふ声を残して飛び去りにけり

A heron flew away / Leaving insensitive cry / Not matched its appearance


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裏の川に白鷺が来ていたが、写真に撮ろうとして身構えるとすぐに飛んで逃げてしまった。白鷺は本当に警戒心が強く、臆病である。まあ、あれだけ真っ白で目立つのだから、自己防衛のためには仕方がないのかもしれないが。

ところが、白鷺が逃げてすぐに、今度はアオサギが来て同じ所に立った。アオサギは白鷺ほどに臆病ではなく、カメラを構えて近づいても、そのまま立っている。自分の色がよほど保護色だとでも思っているようなのだ。

ところが、あまりしつこく写真を撮りすぎたせいか、しばらくするとさすがに飛び去ってしまった。飛びながら、あのあまり上品でない鳴き声で 「ギャア」 と言った。

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2011年11月14日

夜更けても肩をすぼむるほどの風吹かず人らのかろき足取り

Evening wind is not too cold / To make people hunch their shoulders / Steps are light and easy


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今日も暖かい一日だった。酒田で納骨式を終えて戻ってきた日の、あの寒さは一体何だったんだ。

都心での打ち合わせ会議を終えて取手駅に戻ってきても、夜の空気は冷んやりとはしていない。街灯の灯りも、冷え冷えとしたひかりではなく、何やらぼうっとしている。

電車から吐き出された人たちは、軽い足取りでそれぞれの家路につく。肩をすくめるほどの風は吹いていない。


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2011年11月13日

平成の秋に明治の小説を電子の文字で読み進むなり

Reading novels written in the Meiji Era / With the electronic device / In the Heisei era autumn


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iPad で電子本というのを読んでいる。とりあえずは、i文庫HD というアプリケーションで、無料の本を読んでいる。著者が亡くなって五十年以上経ち、著作権がフリーになった小説というのがかなりあって、その多くが無料で読めるのだ。

今、漱石の 『三四郎』 を改めて読んでいる。この小説を初めて読んだのは中学一年の頃だったはずだ。あの頃と比べれば、こちらもよほどいろいろなことが分かってきたので、少しは深く読めるだろう。

というわけでなかなかおもしろく、止められない。

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2011年11月12日

降り積もる落ち葉の色の浮世絵の色に重なり秋は深まる

Tinges of scattered leaves / Remind me of Japanese woodblock prints / Autumn is going on


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今日は昨日ほどの寒さにはならず、きもちのいい秋の一日だった。こんな日が多くあると、秋というのはいいものだと思う。

地面をみると、落ち葉が降り積もっている。山の中ばかりでなく、平地でも紅葉の落葉は結構多い。

秋というのは、かなり色彩的に豊かな季節である。しかもそれが原色ではないのがいい。歌舞伎の定式幕や、浮世絵に使われる色合いである。一見派手なように見えるが、実は渋い。

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2011年11月11日

晩秋の薄の穂から茎に垂るる雨の滴のわずかに光る

Rain drops shine a little / Going down from ear to stalk / Of pampas grass in deep autumn


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酒田から帰ってきたら、つくばの里は雨になった。いつもは晴れ男の私が離れるとじきに酒田が雨になり、関東は晴れるのだが、今回は関東が先に雨になった。

もっとも、酒田も昼頃から雨になったようで、酒田だけの視点で見れば、私が離れたらじきに雨になるというジンクスは破られていない。

関東は冷たい雨で、年末ぐらいの気温だという。真冬の寒さである。これで一気にクリスマス、年末になだれこむ覚悟ができた。

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2011年11月10日

酒田より万年雪のなき様の鳥海山を眺め驚く

It was quite disappointing / To see the Mount Chokai / Without perpetual snow


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酒田での納骨式と色々な手続きのできるところまで済ませて、今日の夜遅くに、つくばの里に帰ってきた。

今日の酒田は快晴で、明日は徐々に曇り、昼からは雨になるという。酒田は、いつも私がいる間は晴れて、離れると雨になる。

とはいえ、今回は帰ってきたつくば周辺も明日は雨になるというのだから、晴れ男ぶりを発揮したというわけにはいかないようだ。

ところで、鳥海山の万年雪が近頃見えなくなっていることに気付いた。先月の葬儀の時も、なんだか違和感を覚えたが、それは万年雪がないせいだったのだ。そのかわり、月山は雪化粧を始めていた。

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2011年11月 9日

父の亡き庭に咲きたる山茶花の白きに母の面影もあり

Farther has gone / White camellia blossoms in the garden / Remind me mother's smile


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父の納骨式を終え、いろいろな手続きを進めなければならずに、あたふたしている。

あたふたの中でふと庭を見ると、山茶花の花が咲いている。実家の庭の垣根は、赤と白の山茶花を交互に植えて、紅白幕みたいになるようになっていう。

ところがいつも白い山茶花の方が先にさいて、紅白幕になるのはずっと後になる。まあ、今年は十二月三日の四十九日までは物忌みだから、赤の花はその後に咲いてくれればいい。

白い山茶花をみると、母がそっと迎えに来てくれているような気もする。

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2011年11月 8日

来年の年賀葉書は書かざるといふは何やら寂しきものなり

It is quite sad / That I will not wright new year card / Due to being mourning


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喪中欠礼用葉書専用の切手というのがあるということを、今日初めて知った。

父の納骨を済ませて、喪中欠礼葉書に貼る切手を買うために郵便局に行き、「五十円切手を百五十枚ください」 というと、「喪中欠礼葉書用の切手にしますか?」 と聞かれた。

「どうしてわかりましたか?」 と聞くと、「そのネクタイでわかりました」 と言う。

納骨の姿のまま郵便局に行けば、そりゃあわかって当然だろう。というわけで、今日の画像はその切手である。

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2011年11月 7日

口元を常に動かし見つめゐる兎の世界は揺れてゐるらむ

Mumbling without a word / A rabbit may see a world / With continuous dazzling


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明日は父の納骨式である。そのために今日、妻とつくばの地を発って、夜になってから実家に着いた。

実家には妹が待機している。写真は妹の飼いウサギ。自分の家を空けてずっと酒田にいるので、ウサギも一緒に連れてきている。

ウサギというのは、いつも口をもぐもぐさせている。なかなかおもしろい動物である。

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2011年11月 6日

秋深み干て現れし川底に足跡残し鴨は去りたり

I found wild ducks left here / To see only their footprints / On the bed of the autumn river


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秋が深まって、我が家の裏手を流れる川の水量もだいぶ減ってきている。水が減って露出した川底に、鴨たちの足跡が残されている。

足跡ばかりで、鴨の姿は見えない。このところずっとこの辺りで遊んでいた一群が、どこかに移動してしまったようだ。経験からすると、そのうちまた戻ってくる。

戻るのがいつになるかわからないが、気長に待つことにしよう。

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2011年11月 5日

秋深み日ごとに落ちて減る柿の色を求めて鳥の飛び来る

As autumn goes on / Falling down day by day/ Kaki fruits still gather flying birds


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今日は存外暖かな日ではあったけれど、それでも日ごとに秋は深まって行く。

土手の道沿いに何本か生えている柿の木も、だんだんと実を減らしてきている。今どきの子どもたちは、柿の木に実がなっているのを見ても、あまり取って食べようという気にはならないようだ。

その代わりに、鳥たちが富んできて啄むようなのだが、今年はその鳥も減ってきているように感じられる。

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2011年11月 4日

色満つる休耕田を吹き抜けて宇宙に届けコスモスの風

May cosmos wind / Go up to the Universe / Through the colorful idle field


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駅に行く近道、刈田の中の道を行くと、休耕田にコスモスの花が一杯に咲いているところがある。

それはそれは、見事なほどの咲きっぷりで、まさに 「コスモス = 宇宙」 という名にふさわしい佇まいだ。

ところで、「休耕田」 は英語でなんと言ったらいいのだろう。普通に考えれば idle field としか言いようがない気がするが。

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2011年11月 3日

柔らかくかろく弾める竹細工のうちを渡るは日の本の風

Inside the small bamboo work / With soft and light spring/ Crosses the wind of Japan


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これはちょっと前に知人にいただいた、漆塗り (だと思うけど、あるいは柿渋かもしれない) の竹細工。ちょっといいものなのかもしれない。

中に入っているのは、みかん。なにしろ隙間だらけで通気性がいいので、傷みにくい。とはいうものの、これからの季節のみかんは、あっという間に消費される。

今日、十一月三日は、関東では晴れの特異日で、このブログを始めてから雨の降ったことがなかったが、今日は午前中にほんの少しだけぱらっときた。午後からはいい天気になったので、全体としてはいい日和だったのだが。

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2011年11月 2日

吹き渡る風よりほかに秋といふ節の知らるるものなき都会

It is nothing but wind / That tell us autumn season / In this big city


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今日もまた、とても過ごしやすい秋の一日だった。暑くもなく寒くもなく、とてもマイルドな陽気。こんな天気が続くのは、最近では珍しい。平成二十三年は秋らしい秋があった最後の年なんてことにならないでもらいたいものだ。

といううちに天気予報をみると、明日は夏日になるかもしれないなどと言っている。やはり油断がならない。

写真は秋葉原駅のホームから見下ろした秋葉原の風景。

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2011年11月 1日

薄の穂わずかに揺るる夕暮れの風とも言へぬ風ぞ渡れる

Subtle wind came / To swing pampas grasses slightly / At the autumn twilight


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今月はあちこちに出かけることになる。今日はその下準備や、航空便やホテル、レンタカーの予約をしているうちに日が暮れた。

今日は穏やかな日射しの一日だった。夕暮れもまた穏やかで、薄をほんのわずかに揺らす風が心地良かった。

秋本番だが、あさってあたりは夏日になるらしい。

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