父の亡き庭に咲きたる山茶花の白きに母の面影もあり
Farther has gone / White camellia blossoms in the garden / Remind me mother's smile
父の納骨式を終え、いろいろな手続きを進めなければならずに、あたふたしている。
あたふたの中でふと庭を見ると、山茶花の花が咲いている。実家の庭の垣根は、赤と白の山茶花を交互に植えて、紅白幕みたいになるようになっていう。
ところがいつも白い山茶花の方が先にさいて、紅白幕になるのはずっと後になる。まあ、今年は十二月三日の四十九日までは物忌みだから、赤の花はその後に咲いてくれればいい。
白い山茶花をみると、母がそっと迎えに来てくれているような気もする。
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