鳥の鳴く他に聞こゆる音もなき里の安らに暮れてゆくなり
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I want to share this soft twilight / To my home town / Bearing the heavy snow
どんどん不要書類を捨てているうちに、デスクの照明が壊れてしまったので、あわてて近所のニトリに行って、小さな LED 電球が三十八個横にならんだ照明を買ってきた。
消費電力はわずか六ワットで、光源が横に延びているので、まんべんなくデスク上を照らし、さらに柔らかい光なので目が疲れない。これは当たりだと思う。
写真は日の暮れかかった頃の、裏の川。今日は午後から風が弱まったので、波も立っていない。
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Electric wires disappear in perspective / The winter sun sets / At the disappearing point
今日は大掃除をした。大掃除といっても、普段から少しずつやっていたから、網戸やガラス戸の掃除と玄関先のすす払いぐらいだが、これが案外大変だ。
今日はありがたいことにあまり冷たい風が吹かなかったので、指先が千切れそうに冷たくなることはなかったけれど、まあ、それでも水仕事だから、終わる頃には手ががさがさになった。
若い頃には縁がなかった保湿クリームなんてのを、手にたっぷりとぬりつけた。これでしもやけやひび割れにはならずに済むだろう。
今日もきれいな青空の向こうに冬の日は沈んでいった。
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Egrets and ducks came back to the stream / To see their own reflection / On the ripples
昨日の和歌日記で、近頃裏の川に水鳥が姿を見せてくれないので、放射性物質が川に流れ込んでいる影響じゃないかと心配しているというようなことを書いたら、今日は白鷺も鴨も久しぶりにやってきてくれた。
ああ、これで一安心である。彼らはちょっと他の場所に行っていただけだったようだ。息が絶えてしまったわけではなかったようなのだ。
この写真は白鷺だが、もう少し下流には鴨の群れも泳いでいたので、今日は嬉しくなった。
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Waterfowls don't come to the river / I wonder what exist / Deep in the twilight
黄昏時の、我が家の裏の土手から川を見下ろした風景。冬になって降水量も少なくなったから、川の水も減って、川底の浅いところが剥き出しになっている。
気になるのは、近頃、鴨も鷺も、ちっとも姿を見せなくなったことだ。それは我が家の裏の川ばかりではなく、小貝川を見ても、水鳥がめっきり減っている。
用水路から流れ込む水に、放射性物質がかなり混じり込んでいて、それが集まる川底に堆積してしまっているんじゃないかと、私は危惧している。そこに暮らす水鳥にダメージが及んでいるのでなければいいが。
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The winter sunset is particularly red / On the opposite bank / Of the river flows in Bando
天皇誕生日は、関東ではいつものように上天気だったが、日本海側はずいぶん雪が降ったようである。クリスマス寒波とやらで、かなり寒い。
冬至が過ぎて、また少し夕方の日の入りが遅くなった。もっとも日の入りは今月の八日頃からだんだん遅くなっているので、日が昇ってしまってから起きる人にとっては、実感的にはかなり日が延びている気がするはずだ。
しかし逆に、日の出前から起き出す早起きの人にとっては、冬至が過ぎてもまだまだ日の出の時刻は遅くなりつつあるので、辛いところである。日の出が早くなり出すのは、小正月の頃だ。
写真は小貝川に対岸に沈む夕日。雲の様子がおもしろい。
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In the sky of the winter solstice / Glorious clouds grow long / Turning into deep red
しかし日が暮れてからはどんどん寒くなってきて、しんしんと冷え込んでいる。いつもの冬なら、私のワーキング・スペース (通称: コックピット) はエアコンで暖かくしているのだが、あの震災以来エアコンのコンセントは抜きっぱなしなので、厚着で仕事している。
明後日はクリスマスイブ。さらに夕方が長くなっているはずだが、「クリスマス寒波」 というのが居座っているらしく、かなり冷えそうだ。
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The last person at the table / In front of the coffee shop / Has left shivering in the cold wind
スタバは店内禁煙だが、店先に出されたテーブルにつけばタバコが吸える。
この寒空に、タバコを吸うために店先のテーブルでねばっていた客も、ついに寒さに耐えきれず、さっき去って行った。
今年もあと二週間ない。
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Tasting as my late fathers proxy / Old fashioned rice crackers / From Kyoto
友人から京都の老舗で作られているらしい 「門前焼き」 というせんべいをもらった。洛中六角堂前の蕪村庵という店のものだ。これは十月に死んだ父への 「御供え」 としてということである。
実家の仏前に持って行くまでには賞味期限が切れそうなので、我が家の仏壇に御供えし、ちびちびと食べ始めている。老舗のものだけあって、なかなかおいしい。
写真のは真っ黒な胡麻焼きだが、このほかにも正統的な醤油焼きや、蜜を垂らして焼いたのやら、いろいろな種類があって、飽きない。
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So thick is a thunderhead / As if trimming dark clouds / In the winter sky
今日はずっと晴れだと思っていたら、夕方にいきなり雨になってしまった。近くの図書館に原チャリででかけていたので、あわてて戻ったがずぶ濡れになった。
風邪を引かないように大あわてで着替えて暖まったので、何とかなっているが、気を付けなければならない。
写真は午後三時頃に写した空。そういえば、少しずつ黒い雲が出てきているのがわかる。この時に雨になると気付けばよかったのだが。
ところで、酒田では積雪が四十センチぐらいになっているそうだ。
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Trimmed into round shape / Shrubberies are striking / In the fine winter afternoon
写真は、近似の道路を車で走っていて、赤信号で停車した時に撮ったもの。ただしシャッターを押した瞬間に、青信号に変わってしまったようだ。
何に注目したのかというと、左側の植え込みである。何でもかんでも丸く剪定してある。こんな風にするには結構手間もかかるだろうが、よほど丸くするのが好きなお人とみえる。
関東は今日も青空で、小春日和といってもいいような陽だった。天気図は冬型だから、酒田は雪か雨だろう。
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The winter sun hurries to set / To the west horizon of Bando / That looks peacefully flat
近頃は日が短いから、うっかり写真を撮りそびれていると、すぐに暗くなってしまう。写真はどうしても明るいうちに撮らないと、まともな画像にならない。
今日も日暮れになるまで写真のことを忘れていた。一日一枚はまともな写真を撮らないと、和歌ログの毎日更新が成立しなくなる。
いや、別に写真がなくても歌さえ詠めばいいのだが、やはり写真と歌のコラボという形式を作り上げてしまったので、写真がないとさみしい。それでようやく、夕映えの写真を撮ったというわけだ。
一昨日の和歌日記でも書いたが、地平線付近にあると、太陽でも月でも、やたらと大きく見える。
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Forgot air-conditioner / Wearing fleece cap deeply to ears / To punch my keyboard
フリース素材で、てっぺんのストリングを締めるとキャップになり、ゆるめるとネック・ウォーマーになる。私はもっぱらキャップとして使い、首はマフラーで暖めている。
あの震災以後、エアコンを使わないことに決めたので、夜になって寒いときはこれをかぶるのである。頭寒足熱というが、あまりに寒いときは頭も暖かくする方がいい。先月北海道に行ったときも、このキャップのお陰で凍えずに済んだ。
問題はキーボードを打つ指先がかじかみ始めたことである。手袋をすると指先の感覚がおかしくなってキーボードが打ちにくくなるし、しなければかじかむ。指先の感覚を邪魔しない手袋を探そうかと思う。
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The next day of the lunar eclipse / Seen at the zenith / How great the setting sun is!
昨夜の月食は見事なもので、昨日の和歌日記に載せた三日月まがいのような写真の何倍も素晴らしい皆既月食が見られたが、まともな写真が撮れなかったのが残念である。
皆既月食の夜が明けて、今日は穏やかな冬の日だった。写真はつくばの野に暮れてゆく夕日。地平線近くにあると、太陽も月もとても大きく見える。
夕べの月食は天頂付近にあったから、とても小さく見えたが、沈む陽はとても大きい。写真に撮ってもこんなに大きく見えるのは、輝きが地上付近の水蒸気を含んだ空気中で乱反射しているからだろうか。
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Clouds are gone / Looked up the lunar eclipse / Just like a crescent moon
そして、夜は皆既月食ということである。九時五十分頃に見たら、つくばの空は雲が広がってきていて、その隙間から半分近くかけ始めた月が辛うじて見えた。
そういえば、夕方の天気予報でも、茨城県南部は雲が広がるなんて言っていた。それで、今夜は皆既月食まで見るのは望み薄かなあと思っていた。
ところがさっき外に出てみると、雲はすっきり晴れて、月はかなり欠けていた。もう三日月程度だが、よく目をこらすと、地球の影になっている部分も見えるような気がする。
これは皆既月食までしっかり見届けなければならないような気がしてきた。
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Withered plumes of pampas grass / Swell with a wind / To melt into the sunny spot
東北日本海側から帰ってみれば、関東は別世界である。空は青く、風も身を切るほどの冷たさではない。
そういえば、酒田の高校を出て東京で初めての冬を迎えた時、冬が来ていたのにしばらく冬と気付かなかったことを思い出した。
冬といえば、鉛色の雲が重く立ちこめ、雪交じりの冷たい風が常に吹くものと思っていたのに、関東の冬はそれほど寒くはなく、おまけに青空が延々と続くのだ。
「なんで、冬なのにこんなに天気がいいんだ?」 と言うと、関東育ちの友人は 「冬は天気がいいものじゃないか」 といぶかしがった。私は 「日本は広いものだ」 と、その時思った。
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At the Mount Gassan pass / Saw the monotonous world / Of white snow and dark trees
庄内から湯殿山と月山の中腹を越えて山形に越える月山街道 (通称 「六十里越え」) は、既に雪の世界だ。道路は除雪されているが、道の両側には雪が積もっている。
斜面の林 (ブナかな?) はすっかり葉を落として、墨絵のような風情である。こうして写真を撮っても、道路標識の赤を除けばほとんどモノトーンになってしまっている。
事前に装着していたスタッドレス・タイヤの威力を発揮する場面には遭遇しなかったが、春までの間にもう一度か二度、酒田に行くだろうから、その時はしっかり役に立つだろう。
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Revisited my old school / Lights were on / In the classroom on the fourth floor
夕方になって、母校の酒田東高校のそばをとおりかかった。私が通っていた頃は、歴史があるといえば聞こえはいいが、要するにボロボロの木造校舎だった。それが今は、とてもモダンな四階建ての校舎になっている。
ボロボロの木造校舎は、私が卒業してすぐに取り壊されて、鉄筋コンクリートの新校舎になった。その新校舎は四十年足らずで今の校舎に建て替えられた。
私の通った木造校舎は開校以来半世紀以上を経てボロボロだったのだが、その後の鉄筋コンクリート校舎は四十年足らずでまだボロボロというわけでもなかったのに、この校舎に道を譲った。
あの頃は二階建てだった。今は、四階の窓にまで明かりがついている。何だか不思議な気分である。
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Half a century ago / I was playing in the ancient garden / Named "The Dance of Crane"
今日の庄内は朝から強風の雨模様。とはいえ、いつものことながら、私が出かける時には小康状態になり、時折晴れ間さえのぞいた。
写真は本間美術館の庭から本館を眺めたところ。本館は昔の日本最大の大地主、本間家の別荘だったところである。「鶴舞園」 と称される庭はこのほど、国指定名勝に指定される運びとなったそうだ。
ということは、私は子供の頃しょっちゅう、そんな素晴らしい庭で遊び回っていたわけだ。恐縮なことである。
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In Shonai / Where the sun does not shine in winter / Ate persimmon of Shonai sunshine color
父の四十九日で帰省中、近所の家から庄内柿をどっさりもらった。
庄内では柿は買って食べるものではない。もらって食べるのである。どこからか必ず廻ってくる。多くの家が農家をしている実家からどっさりもらう。どっさりもらっても食べきれないので、近所に配る。配られた家でも食べきれないので、さらに知り合いに配る。
庄内柿はとろりとした食感と上品な甘さが素晴らしい。私はこれよりおいしい柿を知らない。こんなにおいしい柿が、庄内では大抵、タダで食べられるのである。
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White snow began to fall / In the Michinoku mountains / On the Wakalog Anniversary, today
明日は父の四十九日なので、帰郷している。写真は山形道の古関パーキングの光景。午後四時を過ぎて日が暮れかかっている。
この後、月山街道を越えてきたが、外の気温はマイナス一度ぐらいで、道路の両側には既に雪が積もっていた。東北はもう、完全に冬である。
この写真の奥に見える山も、拡大してみると上の方に雪が積もっているのがわかるはずだ。
で、今日は 「和歌ログ記念日」 である。「和歌ログ」 は平成十五年の師走二日に始まったので、毎日歌を詠み始めて、これで八年めである。
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Red camellia may come out / In my fatherless old home / To show the end of the mourning period
訪問先の窓口に、山茶花の赤い花が活けてあった。もう赤い山茶花の季節である。ということは冬である。
実家の庭先には、赤と白の山茶花が交互に植えてあって、両方咲くと紅白幕に見立てられるようになっているが、いつも白い方が先に咲く。先日の納骨式に帰った時も、白しか咲いていなかった。
明日から四十九日で帰省するが、もしかして赤い方も咲き始めているだろうか。十二月三日で四十九日が明けるから、紅白幕になってもいい。
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