父のゐぬ庭にも赤き山茶花の咲く頃四十九日とぞなる
Red camellia may come out / In my fatherless old home / To show the end of the mourning period
今日から十二月。寒い一日で、最高気温が二桁にならなかった。
訪問先の窓口に、山茶花の赤い花が活けてあった。もう赤い山茶花の季節である。ということは冬である。
実家の庭先には、赤と白の山茶花が交互に植えてあって、両方咲くと紅白幕に見立てられるようになっているが、いつも白い方が先に咲く。先日の納骨式に帰った時も、白しか咲いていなかった。
明日から四十九日で帰省するが、もしかして赤い方も咲き始めているだろうか。十二月三日で四十九日が明けるから、紅白幕になってもいい。
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