水面に跳びはね出でて水中に戻りし鯉の鱗光れり
A carp jumped upon the surface / And soon disappeared / Momentary glitter of scales
今日は徹頭徹尾冬晴れの一日で、明日もほぼそうなるらしい。その代わり、日本海側は雪だ。つまり、冬らしい冬である。
冬晴れの日射しと木枯らしのミックスの中、裏の川の土手を散歩すると、足許の水面でポチャリと音がした。見下ろすと魚の跳ねた波紋が広がっている。
「ああ、また見逃したな」 と思うと、またすぐに魚が飛び跳ねて水面上に現れ、ポチャリと音をさせて水中に戻っていった。見事な鯉だった。
あんなにはっきりと飛び跳ねる鯉を見たのは、多分初めてだと思う。今年は縁起がいいかもしれない。
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